タグ:型紙 ( 18 ) タグの人気記事

スーツジャケット17(S)

ご訪問いただきありがとうございます ^^
今回は前回裁断したものに、切りじつけを行っていきます。

(2013年春夏のプレタポルテのカルヴェンCARVENのデザイン模写しています。もしよろしければ、スーツジャケット1〜16(P)もご覧下さい^^)

切りじつけは結構好きな作業です。パターンを実際の布にうつす印付けの方法は色々あります。過去記事で使用していたノッチや、薄地のときに使用した、へらじつけ、コテなど。他にも私はあまり使いませんがチャコじつけ、そして今回使用する切りじつけなどがあります。左右のパターンの裏表に一度で等しく印をつけることができます。

使用する布の厚みや毛足の長さ、ほつれやすさなどを考慮して使い分けます。私は気分でも、、、どれにもメリットデメリットがあります。

切りじつけ方法をご紹介しますが、細かいコツやテクニックなど、様式や人によって多少違いがあると思います。ここではあくまで数ある方法の1つ、salon de sanuuの方法としてご覧ください♪

まず、しつけ糸二本どりで、大きくなみ縫いします。しつけ糸の色は布に糸の繊維が残っても目立たないように近い色を使用する方もいますし、分かりやすいように目立つ色を使用する方もいます。
私はいつでも白です。次に少しゆるみを入れます。ゆるみを入れながら縫ってもOK。最後にゆるみ分の真ん中をカットします。
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私は切りじつけをする際は布パターンを使います。布地にフィットし、浮き上がりの誤差がでにくい点、繰り返し使える点などがメリットです。他にも平面製図だと紙パターンを使う場合や、縫い代無しパターンで縁を切りじつけしていく方法もあります。

角や合い印はバツになるようにします。カーブは細かく、直線は大きく縫います。全面入れたら、裏からみて漏れがないか確認します。
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服は吊された状態で着用するので縫うときに重量のかかる方向へテンションをかけながら縫います。それに併せて、ミシン前のしつけ縫いもテンションをかけて行う方法があります。その際直線は切りじつけが少なくてすみます。これも数ある一例です。

全面にきりじつけを終えたら、布パターンのみをはがします。
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二枚になった布の一枚をめくると、きりじつけがこのように見えます。この間の糸を切っていきます。ハサミを横に倒し、布の面と平行に使います。
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うっかり布をカットしてしまわないように注意します。切れないハサミだと布を切ってしまうとよく言われます。

カットすると、このように両面にしつけがつきます。これがきりじつけです。
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ここからは様式によって変わるところですが、表面の飛び出したしつけを短めにカットします。短くすると抜けそう、、に見えますが、不思議と短いほうが抜けないです。
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さらに、この上にアイロンを軽くあて、きりじつけを抑えるとより抜けにくくなります。これは逆に後でしつけを外しにくくなるからということで敢えてしない方もいます。私も今回の布地はそこまでしなくても抜けないと判断しアイロンはあてませんでした。

以上で切りじつけは終わりです。両面に等しく印がつきました。
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因みにこれはラベルの見返し部分です。ハートの部分いらなかったですね。

同様にして他のパーツも切りじつけを行います。ノッチやチャコに比べるとかなり手間暇過かります。ルーラーを使って裁断するとノッチのもかなり正確なので、こちらの方法をする方は最近は少ないかとおもいます。芯も張りにくいですし。

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次回は切りじつけについて記載したいと思います。上期は仕事・イベントが多くなる予定なので、更新がゆっくりになると思います。

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by salon-de-sanuu | 2018-04-05 06:17 | 洋裁記録 スーツ

スーツジャケット16(S)

ご訪問いただきありがとうございます ^^
だいぶ期間が空いてしまいました。その間もご訪問いただいており、誠にありがとうございます。今回は紙パターンでパターンチェックを終わらせたものを、きりじつけの為に再度布パターンに戻し、裁断を行っていきます。

(2013年春夏のプレタポルテのカルヴェンCARVENのデザイン模写しています。もしよろしければ、スーツジャケット1〜15(P)もご覧下さい^^)

今回はこちらの布を使います。布を購入する際に、裏地とミシン糸、手縫い糸、穴糸、ファスナーを併せて購入しています。
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ミシン糸は一巻で足りるか足らないか微妙なところです。ジャケットの後のスカート制作で切れるかもしれませんので、その際に追加購入します。

ライトグレーの布地はカノニコのSUPER100'Sです。オールシーズン。
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このライトグレー、昨年これで作ろうと手配をしたのですが、夏前だったことでほとんどのカノニコが問屋欠品でした。(夏の終わりに商品入れ替えの為だそうです。)入れ替え後も同じものがあったので、冬に購入することができました。前作には間に合いませんでしたが、このライトグレーは人気でロットを増やしたようで、前シーズンより、少し割安になっていました。

広げて縦に二つにたたみ、布の端(耳の部分)の折り柄を頼りに横地をあわせます。中表にしておきます。
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ピン止めで生じた、布のよれを軽く削いでなおします。
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二つに畳んだまま、外面にきている布の裏側へアイロンをあててシワをとります。地の目が狂っている場合やウールなどは全面に満遍なく霧吹きをして袋にいれ一晩おいて、地詰めをしてから同様にアイロンをあてます。(布によっては地詰め不要のものもあります。)
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アイロンは滑らせず、少しずつ浮かしてずらし、抑えていきます。

アイロンが終わったら布を広げ布パターンを配置していきます。今回はスカート分とギリギリで購入したので、かなりきつめの配置です。
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布の端(耳の部分)とパターンの地の目線の間を数カ所図り、水平になるよう(地の目が通るよう)ピンを打ちます。
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ここでピン打つ際のコツは、裁断時やきりじつけの際に邪魔にならないよう、出来上がり線や交点を避け、裁断の邪魔にならない場所にしておきます。

裁断前に、布の端(耳の部分)から切り離されてしまうハギレ部分には、地の目が分かるようにしつけ縫いをしました。
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裁断(粗立ち)を行いました。布パターンはドレーピングに使用した際に縫い代が少なくなった部分があった為、縫い代をつけられていません。今回は粗立ちして、きりじつけの際に縫い代をつけます。
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by salon-de-sanuu | 2018-04-02 06:23 | 洋裁記録 スーツ

スーツジャケット15(P)

ご訪問いただきありがとうございます^^今回は上衿の裏と、見頃の見返し(ラペル)の縫い代付きパターンを作成したいと思います。

衿とラペルは返り線により折り反る構造の部位になります。折り反ることで、外回りと内回りでは大きさが微妙に異なります。なので、それぞれに裏・見返し用のパターンが必要となります。

(2013年春夏のプレタポルテのカルヴェンCARVENのデザイン模写しています。もしよろしければ、スーツジャケット1〜14(P)もご覧下さい^^)

前身頃に見返しの線を入れていきます。裾が丸くカーブしたデザインです。カーブはいせ込みで仕上げるので中途半端な位置で見返しと裏地が切り替わらないように見返しはカーブの終わりに設定し、斜めの線と平行に上げました。
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またハート型のホールも裏地で見返しとするのは困難なので、見返し内に収まるようにしました。見返しは出来るだけシンプルな線にします。(カーブの強い線にしない。)

見返しの付いた状態です。見返しは1本鎖線になります。
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すべてのパーツに縫い代がつきました。
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見返しのパターンを作ります。前身頃のパターンに線を入れたものを単に複写するのではなく、返り線の外回りの差分①と、ラペルを折り返した際に表面だけが見えるようにする為の裏面の控え分②、また見返しが表面に対してツレないように丈にゆとり③を入れて作っています。
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返り線の外回りの差分①(一例)
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裏面の控え分②(一例)
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丈にゆとり③写真は一部のみ(一例)
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これらの量は使用する布地の厚みなどにより調節します。

上衿も同様に返り部分の内回りの差分と、裏面の控え分を入れて作っています。記載割愛また、複雑なカーブに対応できるよう、地の目はバイアスにしています。
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次回は、、、縫い代付きの紙パターンを作成しましたが、今回は久々に切りじつけをするので、布パターンへ複写をして、いければ裁断を行いたいと思います。ハート型のホールがどうなるのかなど、心配でまた試着検討するかもしれませんので、投稿が遅くなるかもしれません105.png

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by salon-de-sanuu | 2018-03-02 06:22 | 洋裁記録 スーツ

スーツジャケット14(P)

ご訪問いただきありがとうございます^^ドレーピング(立体裁断)により作ったパターンの試着補正を行いましたので、今回は最終パターンを縫い代付きで作っていきたいと思います。

(2013年春夏のプレタポルテのカルヴェンCARVENのデザイン模写しています。もしよろしければ、スーツジャケット1〜13(P)もご覧下さい^^)

縫い代を付けていきます。見頃、袖の縫い合わせは1.2センチ、裾は4センチ、衿付けやアームホール、ラグラン縫い合わせは1センチ、ラペルは1センチ、ラペルの返り以降は1.2センチとします。

後ろ中心はガイドラインの中心線と交錯し分かりづらいので、内側に移動させ中心線とします。
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他のパターンも同様に、縫い合わせやデザイン線の邪魔にならないところへ地の目線を移動させます。

縫い代は、出来上がり線からとっていきます。カーブ部分は定規をカーブに沿って回転させるように動かしながら、出来上がり線に対して直角に点を取っていきます。
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縫い合わせの終わりは、縫い合わせ線を延長し、対角の縫い代線と交わった点から直角にとります。
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縫い合わせた後に縫い代をアイロンで割りますので、その時に縫い代が左右均等になります。

縫い代が付いた状態です。同様に後ろ脇、前身頃、袖、上衿と続けていきます。(記載省略)
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問題の変形ラグランの袖山部分です。手前に向かって消えていくダーツですが、袖山のいせ込みに縫い代を優先して使える様に、袖側に縫い代を譲る形で付けました。
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これも悩ましい、打合せ部分のハート型のホール部分です。模写対象同様にホールにすると普段使いで目立ちすぎますので、デザイン線のハギのみにして、ホールは塞ごうと検討していました。
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しかし、それではデザインが大きく損なわれますので、下になる見頃はホールを塞ぎ、上になる見頃はホールをそのままにしようと思います。

その為、下になる見頃は、上になる見頃のホールより大きくなければなりません。ハートを線対称に複写し、ホールをカバーできる様に形に修正を加えました。ちら見えしないように1センチ欲しいところでしたが、他との繋がりを考えて0.5センチほど出しました。
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袖のあきです。こちらは機能性はほとんどなく、飾りの要素が強いものになります。無しにしようか迷っていますが、一応パターンにしました。
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次回は上衿の裏と、見頃の見返し(ラペル)の縫い代付きパターンを作成したいと思います。
衿とラペルは返り線により折り反る構造の部位になります。折り反ることで、外回りと内回りでは大きさが微妙に異なります。なので、それぞれに裏・見返し用のパターンが必要となります。

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by salon-de-sanuu | 2018-02-27 06:39 | 洋裁記録 スーツ

スーツジャケット13(P)

ご訪問いただきありがとうございます^^今回はジャケットの試着補正を行いたいと思います。

(2013年春夏のプレタポルテのカルヴェンCARVENのデザイン模写しています。もしよろしければ、スーツジャケット1〜12(P)もご覧下さい^^)

試着
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(試着画像は鏡越し自撮りの姿見部分だけをトリミングするので、毎度画質悪くで申し訳ありません。)

身幅のシルエットが模写対象よりダブついていたので少しツマミ補正
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つまんで0.4センチ(0.8センチ)分を最大にして袖下、ウエスト周りで0センチに。

着用してみると裾のアールがあまり目立たず無難に収まりすぎていることに気が付き、(デザインの気に入っているポイント)カーブをより強調しました。
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画像右側が補正済

前裾線の補正に伴い、後ろ裾線も繋がりよく変更。内袖と外袖のハギ部分も着用すると、私の腕では中心がずれましたので後ろへずらします。
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画像左が補正済

ボディで検討し完璧にしたつもりでも、実際に着てみる着心地や動き、印象が加わり補正が出てきました。

補正を紙パターンに反映させます。
裾線
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バスト周りのツマミ補正分
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ウエストダーツは、直線に直さずあえて湾曲したカーブを残すことにしました。
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カーブはデフォルメしてより単純なものに書き換えたり、直線にしてソーイング(縫い)を容易にする場合・様式もありますし、あえて出たままのカーブを使う場合・様式もあります。
今回は無理が効く(イセや伸ばしアイロンが効きやすい)布地を使う予定で、カーブがポイントのデザインなのでこのまま活かしてみようと思います。

前身頃の裾線を変えたので、後ろ脇、後ろ見頃とつながりを修正します。
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二枚袖のハギの位置を内袖側にずらした分の補正です。肘下から補正しました。
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外袖を出し、内袖を入れています。


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by salon-de-sanuu | 2018-02-23 06:18 | 洋裁記録 スーツ

スーツジャケット4(P)

ご訪問いただき、ありがとうございます(^o^)今回は、袖の続きと後ろ身頃のドレーピング(立体裁断)を行いたいと思います。

(2013年春夏のプレタポルテのカルヴェンCARVENのデザイン模写しています。もしよろしければ、スーツジャケット1〜3(P)もご覧下さい^^)

変形ラグランの袖つけダーツですが、前は決まりましたので、残りの布を使いながら後ろを形作っていきます。
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後ろに回った布はたっぷりあります。
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模写対象を見ると袖の脇に縫い合わせが確認できる点とジャケットという点から二枚袖で作られていると思います。
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シャツ等に使われる袖は1枚袖なので、筒ごと前へ振り方向性を出し、腕の曲げ伸ばしや肘の当たりによる布への負荷を防ぐため、振りにあわせて地の目を通しましたが、二枚袖の場合は形をより複雑にすることが可能なので形自体を腕にあわせて作ります。

袖は一旦筒状にし、二枚袖に外袖と内袖の切り替えを決めカットし、ざっくりと形作りました。後ろ身頃は2面構成にします。切り替え線も前のラグラン袖のデザインから想像で入れました。
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ちょっと無理があるデザインかな。資料が無いのが痛い、、、

後ろ身頃をドレーピングします。肩甲骨からなで上げてネックラインと肩甲骨周りのゆとりをいれます。
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肩甲骨のゆとりの差分はいせ込みますので分散させてピン打ちします。

ピンが多くなってきましたので、一旦二分の一ボディから外して、線の整理としつけ糸での縫い合わせをして、再度後ろ脇身頃と二枚袖のドレーピングを行いたいと思います。

一旦取り外すのでボディラインで入れたデザイン線や切り替え線を鉛筆で点を入れて写し取ります。
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取り外したパターンは鉛筆の点を頼りに線をつなぎ、整理します。続ドレーピングの為、ダーツを縫い合わせ、アイロンで倒し再度組み立てます。
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次回は、後ろ脇身頃のドレーピングと内袖のドレーピングで身頃のドレーピングを完成させたいと思います。その後、衿のドレーピングへと進む予定です。

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by salon-de-sanuu | 2018-01-12 06:19 | 洋裁記録 スーツ

ワンピース(綿花柄)9(P)

今回はパターンへの縫い代付け、裁断を書きたいと思います。

試着補正の結果を漏れなく反映させます。裾や脇の縫い合せなど、布パターン上で修正した内容も忘れずに。線に変更が入っていますので、再度パターンチェックを行います。

パターンチェックが終わったら、縫い代をつけていきます。(縫い代無しパターンとする場合もあります。)
今回は後ろ中心にはファスナーが付きますので、後ろ中心は2センチ、ネックライン、アームホールは見返しが付きますので1センチ、その他の縫い合せはロックミシン仕上げにしますので、ロックメスでカットする分を考慮して1.2センチ、裾は4センチとしました。
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定規の横の寸法線を使いながら、縫い代線を薄く描きます。

薄く縫い代の線をつけたら、カットしていきます。私はハサミを使いますが、カッターやローリーカッターを使う方もいらっしゃると思います。カッターを使う場合はカッターボード、鉄製または一部鉄製の定規を使います。
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地の目、各パターン名称、ファスナー付け位置(ヒップライン上)、輪(わ)断ちの印も記載しておきます。

出来上がったパターンを布に置いて、裁断検討を行います。今回は差し込みとしています。柄や布地に上下がある場合は一方向になります。(実は布地が限られていたので、入りきる範囲も考慮しながらパターンを作っていました。ピッタリ(ギリギリ)です。)
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通常は布端から定規で水平線を取り、地の目を合わせます。今回の布は折りで地の目が分かるので、この折りの部分と決めてピンを打ち(写真上部中心)そこに地の目を合わせました。
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布と紙パターンをピンで固定。布の上に、紙なのでピンが打ちずらいです。布が滑り、印位置がずれないよう細心の注意をはらいます。ツマミ補正を行った場合などは、布パターンを使う場合もあります。自分のものにはあまり使いませんが、切りじつけをする場合も布パターンだと上からでき、印が確実です。切りじつけの場合は縫い代線にピンがかぶらないようにします。ピンが邪魔で切りじつけがしずらい為。次回製作予定のジャケでは切りじつけを紹介したいなと思います。

裁断が終わりました。
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余り布はこちら。見返しに使います。その後の残布で、共布ベルトや髪飾りなどを作っても素敵です。
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今回は切りじつけ無し、各所ノッチを入れます。
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パターンから外して、ボディに置いています。切りっぱなしでバイアスが伸びやすいので弛ませ加減でピン打ちしています。
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次回は、見返しのパターンメイキング、見返しの裁断、接着芯貼りをしたいと思います。

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by salon-de-sanuu | 2017-12-08 06:54 | 洋裁記録 ワンピース

ワンピース(綿花柄)6(P)

今回は、前回ドレーピング(立体裁断)で作ったワンピースのドラフティング準備をしたいと思います。

ネックラインを鉛筆で写し取っていきます。シャツの時は、ボディからトワルパターンを外して衿の形をとりましたが、今回は外してしまうと分からなくなりますので、ボディ上で行います。
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全体のデザインを検討する際にボディテープを貼っている場合は、ボディテープが頼りになりますので外してからでもいいと思います。

同様にバストライン、ヒップラインも写し取ります。パターンチェックで必要寸法があるか確認する際と再組み立ての合い印となります。
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後ろ中心も中心線から変わっていますので、写し取ります。
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要所の印を取り終えたらボディからトワルパターンを外します。打ち上げられたパターン。
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ピンとめしていた部分に印を付け、線で結びます。肩線です。
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カーブはDカーブルーラーやL尺を使います。
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布のよれやピン打ちのズレがあった場合、すべての点をきれいに拾える線があるとは限りません。つながり良く自分のデザインに近い線を選びます。

試着補正で線は変更が出る場合がありますので、ここでは薄めに書くようにしています。
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中には微妙、絶妙なカーブのときがあります。ドレーピングで出てきたカーブのまま残すか、直線や一息のカーブにするか、これは、洋裁の様式や、その人の考え方によって変わると思います。(ご参考)
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ピン打ちしてあるところの線を拾うときのちょっとしたコツですが、重ね合わせてある部分に鉛筆を擦るようにすると両側に印をとることができます。
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次回はトワルパターンから紙パターンへの写し変え、ドラフティングを行いたいと思います。

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by salon-de-sanuu | 2017-12-01 06:56 | 洋裁記録 ワンピース

ワンピース(綿花柄)5(P)

今回はワンピースのドレーピング(立体裁断)の続き、脇と裾のドレーピングを行いたいと思います。

前脇見頃と後ろ脇見頃を、ボディのサイドでつまみ、ピンでとめます。適宜ゆとり、フィットを検討します。カーブの強いウエストはフィットさせるとツレますので、切込みをいれます。
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余分な縫い代を整理します。


前後がつながり、全体像が形作られました。全体のシルエット・バランスを確認した上で、必要があればピン打ちに修正を加えます。
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着丈、裾の位置を決めます。見頃側で着丈位置を決め、裾線にピンを打ちます。その後は同位置を床上がりで確認していきます。
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ピンを打ち終えたら、縫い代を残し余分な布を整理します。
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裾を出来上がりに折り返してピンでとめ、全体のシルエット・バランスを確認します。必要があれば、ピンを打ち直します。


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後ろ
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写真撮影後も複数ピンを打ち直しドレーピング(立体裁断)は一旦完了となります。次回はドラフティングに入っていきたいと思います。

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by salon-de-sanuu | 2017-11-28 06:54 | 洋裁記録 ワンピース

ワンピース(綿花柄)4(P)

今回は、ワンピースのドレーピング(立体裁断)の続き、後ろ見頃のドレーピングを行いたいと思います。

後ろ見頃の中心線をあわせ、ネックラインにピン打ちします。
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次に肩甲骨の位置でまたピンを打ちます。それより下は手をあててなで下げるように、背骨のカーブに布をあわせていきます。
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ネックラインから肩甲骨の山を超え、ウエストに向かって谷になる背骨のS字部分です。通常ウエストラインで1センチほど内に入ってきます。猫背の方やソリ腰の方などボディに補正を加えた状態だとまた違ったカーブが現れます。

腕の動きの要である肩甲骨と、後ろのネックラインにもゆとりをいれながら布を添わせていきます。
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後ろの切り替え線にウエストダーツを消化させてタイトフィッティングに。
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紳士物と婦人物の決定的な違いは、女性の身体はカーブが多いことです。全てそのカーブ通りに作るのではなく、活かす時は活かし、隠す時は隠し、最も美しく見える様にします。

平面・立体どちらの手法にもそれぞれ得意とする部分、メリットがありますがドレーピング(立体裁断)の手法はシルエットを見ながらパターン操作を出来る点が強みの一つです。

余分な布を整理します。後ろの切り替え線はカーブが強く、肩甲骨のカーブも覆います。ここでのコツは、ツレを抑えるため、切込みをいれておくことです。
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後ろ脇の布をあてます。(湿度の高く日でしたので、布がよれてきています。お見苦しいシワ感申し訳ありません。)
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ここでも、同様にウエストダーツを切り替え線に消化させて重ねていきます。
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プリンセスラインを伏せピンで止めます。カーブしていますので、出来上がり(折山)より縫い代は外回りの差分で長くなります。伏せピンで止めると差分が波になって現れます。
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カーブが強いと縫製の難易度があがります。縫製効率重視か、デザイン重視か、着心地重視か、お好みでカーブを緩めにしたり、ゆとり、フィット感を検討しながらピンを打ち替えます。だいぶカーブ強めです。(ウエストラインから上に2個目のピン打ち位置が前後のとのバランスを欠いていますのでこの後修正しました。)

ここまでで、後ろ見頃のドレーピング(立体裁断)は一旦完了です。次回は前後の脇線と裾のドレーピングをしたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました102.pngドレーピング(立体裁断)に興味を持っていただけたら幸いです。

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by salon-de-sanuu | 2017-11-26 06:35 | 洋裁記録 ワンピース

オートクチュールでの洋裁製作の記録と興味のある方向けにちょっとした解説も書いていきたいと思います。主に立体裁断(ドレーピング)によるパターンメイキングからソーイングまでのオートクチュール(※)を行っています。モットーは「いいものは探すしかない、ないものは作るしかない」※仮縫い、試着補正を経て仕立てる高級婦人服の意味で使用しています。


by さぬ〜
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