タグ:パターンメイキング ( 25 ) タグの人気記事

スーツジャケット11(P)

ご訪問いただきありがとうございます^^今回は前回までで行ったドレーピング(立体裁断)のパターンのバランス・デザインの確認等と複写を行いたいと思います。

(2013年春夏のプレタポルテのカルヴェンCARVENのデザイン模写しています。もしよろしければ、スーツジャケット1〜10(P)もご覧下さい^^)

衿のパターンメイキング完了写真がなかったので、完成の写真です。
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模写対象とのデザインの確認です。
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デザインの異なっている点は、模写対象は革で作られているようで、ラペルの返りに張りがありますが、私はウールで作るので通常のジャケット同様倒れている点。シャツカラーとあわせてジャケットを着ることはほぼ無いので、上衿付けは好みの位置にしました。

半身での試着補正は写真を撮り忘れましたので割愛105.png

この後、右半身を複写して全身にし、試着補正を行いますが、複写の前にパターンチェックを行います。(複写してから修正をかけると2倍の作業になってしまう為)

二分の一ボディでの記事と重複しますので、端折りますが、ボディのボディテープやトワルに貼ったボディテープから印をとり、パターンを解き、アイロンをあて、パターンを写しとります。
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ハトロン紙は、パターンチェックと試着補正で修正が入るので、大きめにカットしておきます。

パターンチェックは大きいパーツから行います。前身頃と後ろ脇見頃との縫い合わせ部分です。
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縫い合わせ線を上部アームホールから重ねてあわせていき、裾で差分が出たら裾線を修正します。

大きなパーツが終わったら小さいパーツ、衿に入っていきます。衿は前身頃、今回は変形ラグラン袖、後ろ見頃と複数のパターンを跨って付きますので、それぞれのパターンを重ねて確認します。
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パターンチェックが終わったら、全身に複写します。トワルに地の目の線を入れて、アイロンで地の目を整えます。今回のジャケットの制作では記載していなかった地の目の整え方は、シャツ1(P)2017/11/3に記載していますので、興味があったらご覧下さい^^
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地の目直しビフォーアフター

パターンを複写していきます。地の目のガイドラインを重ねて、文鎮で押さえ、透けた線を写し取っているところです。
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チャコペーパーを使い、両面一気に写し取ったりもします。

複写が終わったら、仮縫いを行っていきます。中央線から修正をかけることはほぼ無いので荒ミシンで縫い合わせています。
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変形ラグランでカーブしたダーツになっている肩はまつり縫い(左)、その他のダーツは荒ミシン、脇等の縫い合わせては落としミシン(右)にて仮縫いしました。
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パターンチェックと複写はクリエーションではない地味な作業で、気が滅入りますが、なんとか乗り切ります103.png

次回は、衿を仮縫いし、試着補正を行いたいと思います。衿は切り込みを入れなければならない所があったり、後ろ向きに付けたり、という作業があるので少し詳しく記載したいなと思ってきます。

ここまではお読みいただき、ありがとうございました110.png

追伸、ジャケット制作にご興味があり訪問された方へ、鈴木健次郎さんが最近ツイッターでお仕立て写真を連投公開されてらっしゃいます。(パリの凄腕テーラー)ため息が出ます、、、ジャケット制作にご興味ある方はぜひご覧になることをオススメします。洋裁楽しい110.png

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by salon-de-sanuu | 2018-02-14 06:26 | 洋裁記録 スーツ

スーツジャケット10(P)

ご訪問いただきありがとうございます^^今回は衿のドレーピング(立体裁断)を行いたいと思います。

(2013年春夏のプレタポルテのカルヴェンCARVENのデザイン模写しています。もしよろしければ、スーツジャケット1〜9(P)もご覧下さい^^)

ラペルを広げ、ゴージラインを延長します。そこへ、バックネックポインから、延長したゴージラインまで繋がりよくボディテープを入れます。
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これが衿付け線となります。
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衿のドレーピングを行います。バックネックポイントに水平垂直にあてます。
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衿を形作り前に回して行く際に、引っ張り、バックネックの地の目が傾斜しないようにピン止めします。

サイドネックポイント手前までは水平にピン打ちします。首のカーブにあわせていき、ツレる部分に切り込みをいれます。
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トワルと首との関係を見ながら、首にそわせるようにつけるのか、離すようにつけるのか衿のトワルを操作します。ピンを打つ点は、先程入れたボディテープ上となります。

サイドネックポイントまで打ち終わったら、衿腰を折り、更に前に向かっていきます。
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衿腰は、外折りでも内折りでも操作しやすいほうで行います。ツレる分や不要なトワルは適宜カットしていきます。

首周りのゆとりを見ながら、トワルを調整しながら前にまわします。
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衿のつき方ですが、左上は丸みがあり、首から離し気味です。右上は首に添わせ少しシャープです。下、衿付け線のピン打ち、で添わせたり離したりを調整させます。
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大まかな形を決めたら、縫い代を整理して、内折りにし、ラペルを返して重ねます。上衿とラペルが真っ直ぐ繋がりよくなる位置で、互いを固定します。
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表を固定したら、ラペルを広げ、下の付け線もピンで固定します。
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今回で一連のドレーピングは完了となります。次回は、全体のバランス・デザインの確認(要すれば修正)と半身での試着・補正、複写へと進んで行きたいと思います。

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by salon-de-sanuu | 2018-02-06 06:19 | 洋裁記録 スーツ

スーツジャケット7(P)

ご訪問いただきありがとうございます^^今回からジャケットの等身大のパターンメイキングをドレーピング(立体裁断)で行いたいと思います。

(2013年春夏のプレタポルテのカルヴェンCARVENのデザイン模写しています。もしよろしければ、スーツジャケット1〜6(P)もご覧下さい^^)

前記事に二分の一ボディでの考察を記載しているので、重複する工程は記載を省略しながら書きたいと思います。長工程をかいつまみますので少し更新速度が落ちます。

ボディはキイヤのミセス9ARを補正して使っています。

まず、準備としてデザイン線を入れます。ジャケットなので、厚みのある布地を使用するため厚み分を考慮して、中心線を0.5センチ出しています。
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トールサイズなのでウエストをウエストラインの下の2つの黒ボディラインの下の方にセットしています。日本人の体型内で、出来るだけ本来のデザインに近くなるよう、バランスアレンジしています。

肩パット、私は肩がしっかり目が好きで、参考デザインも肩を平行になる程度強調しているようなので、今回は1.5センチを使用しました。
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ボディライン貼りのコツですが、大きく貼り付けたあと、針先を使い修正していきます。軽く削ぐように、動かしたい方へテープを持ち上げると、微妙な修正を行えます。
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前身頃のドレーピングを行います。中心線(0.5センチずらしている)とバストライン、ウエストラインをあわせてピン打ちしたのち、ウエストのシェイプとラペルを決めていきます。
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ジャケットはアウターで、インナーの上に着るものになります。ですので、その分のゆとりを考慮してピン打ちする必要があります。※こちらはボディのバストラインが私より大きめなので、ゆとりが少なくなっています。

バストダーツを取ります。
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袖は最後の方がよかったので、先に後ろ身頃です。肩甲骨周りのゆとりや、襟ぐりのゆとりを入れています。肩甲骨ライン以降は背骨のS字カーブにあわせて、撫で下げ自然にシェイプします。今回のデザインはタイトなので気持ち多めにシェイプさせました。
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デザイン線を見ながらカーブを決めいきます。ウエストのくびれはウエストより少しだけ上に、、、前身頃に合わせて攻めのシェイプ。
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最後に後ろ脇をピン打ちします。アームホールは変形ラグランスリーブの繋がりを見ながら決めようと思います。(二分の一ボディでの考察にてそのほうがよいと判断しました。)
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ゆとりやシルエット、模写対象と比較しながら微修正を加えていきます。
前身頃
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脇のヒップ周りは、模写対象は丸みを帯びて広がるデザインとなっていますので、そのようにしました。この丸みと広がりの分量は、多すぎると布の重みで潰れてしまうので、形をキープできる程度に設定しました。模写対象はジャケットのこの裾の広がりを支え、カバーする台形スカートになっているようです。

後ろです。こちらは資料がないので想像になります。前がシェイプが強いのでこちらも同様に攻めてみました。試着補正時に着心地の点から、開放も考えています。
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次回は変形ラグラン袖のドレーピングに入って行きたいと思います。

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by salon-de-sanuu | 2018-01-28 06:15 | 洋裁記録 スーツ

スーツジャケット6(P)

ご訪問いただきありがとうございます^^今回はジャケットの衿のドレーピング(立体裁断)を行いたいと思います。

(2013年春夏のプレタポルテのカルヴェンCARVENのデザイン模写しています。もしよろしければ、スーツジャケット1〜5(P)もご覧下さい^^)

後ろ中心に合わせてピン打ちします。サイドネックポイントまで平行にピンを打ち、切込みを入れます。
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サイドネックポイントからは首のカーブにあわせて衿付けをしていきます。
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ボディーテープを参考に。衿と首との関係を見ながら決めます。
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前まで回したら、衿腰を作り、ラペルとのつながり、衿のスタイルを検討します。
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二分の一ボディの衿なので、とても細かい作業になります。ディティールは省略ぎみです。

ラペルを戻して、繋がり(ゴージーライン)を決めます。
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模写対象の衿が、首から離れぎみで緩やかなカーブをもたせたものだったので近しくしました。
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飾りベルトや裾線、袖などは省略していますが、大パーツのパターン構成の模写を終えました。
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前身頃の切り替えは袖に繋がりよくしたはほうがいいので修正します。変形袖やそれにかかるデザインを小回りのきく二分の一サイズで考察できました。
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ボディから外したパターン
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ドラフティングとパターンチェックまで。
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細部の作り込みもしたいところではありますが、本来の等身大の制作がありますので、二分の一でのパターン考察はここまでとし、次回は等身大に取り掛かりたいと思います。

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by salon-de-sanuu | 2018-01-21 06:19 | 洋裁記録 スーツ

スーツジャケット5(P)

ご訪問ありがとうございます。今回は、袖の続きと後ろ脇身頃のドレーピング(立体裁断)を行いたいと思います。

(2013年春夏のプレタポルテのカルヴェンCARVENのデザイン模写しています。もしよろしければ、スーツジャケット1〜4(P)もご覧下さい^^)

一度外してダーツを縫い合わせた身頃を再度ボディに着せます。ダーツを微調整してまた取り直しています。
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内袖を付けて
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外袖をかぶせてつながりをとります。
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模写対象の切り替え線と同じようにきめました。
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袖はパターンがほぼできたら、変形ドレーピングの為にバイアスにしていましたので、地の目を通して作り直しました。
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衿のドレーピングの前に身頃を
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身頃までのドレーピング(立体裁断)を終えました。

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後ろ
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次回は衿のドレーピング(立体)を予定しています。

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by salon-de-sanuu | 2018-01-15 06:09 | 洋裁記録 スーツ

スーツジャケット4(P)

ご訪問いただき、ありがとうございます(^o^)今回は、袖の続きと後ろ身頃のドレーピング(立体裁断)を行いたいと思います。

(2013年春夏のプレタポルテのカルヴェンCARVENのデザイン模写しています。もしよろしければ、スーツジャケット1〜3(P)もご覧下さい^^)

変形ラグランの袖つけダーツですが、前は決まりましたので、残りの布を使いながら後ろを形作っていきます。
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後ろに回った布はたっぷりあります。
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模写対象を見ると袖の脇に縫い合わせが確認できる点とジャケットという点から二枚袖で作られていると思います。
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シャツ等に使われる袖は1枚袖なので、筒ごと前へ振り方向性を出し、腕の曲げ伸ばしや肘の当たりによる布への負荷を防ぐため、振りにあわせて地の目を通しましたが、二枚袖の場合は形をより複雑にすることが可能なので形自体を腕にあわせて作ります。

袖は一旦筒状にし、二枚袖に外袖と内袖の切り替えを決めカットし、ざっくりと形作りました。後ろ身頃は2面構成にします。切り替え線も前のラグラン袖のデザインから想像で入れました。
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ちょっと無理があるデザインかな。資料が無いのが痛い、、、

後ろ身頃をドレーピングします。肩甲骨からなで上げてネックラインと肩甲骨周りのゆとりをいれます。
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肩甲骨のゆとりの差分はいせ込みますので分散させてピン打ちします。

ピンが多くなってきましたので、一旦二分の一ボディから外して、線の整理としつけ糸での縫い合わせをして、再度後ろ脇身頃と二枚袖のドレーピングを行いたいと思います。

一旦取り外すのでボディラインで入れたデザイン線や切り替え線を鉛筆で点を入れて写し取ります。
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取り外したパターンは鉛筆の点を頼りに線をつなぎ、整理します。続ドレーピングの為、ダーツを縫い合わせ、アイロンで倒し再度組み立てます。
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次回は、後ろ脇身頃のドレーピングと内袖のドレーピングで身頃のドレーピングを完成させたいと思います。その後、衿のドレーピングへと進む予定です。

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by salon-de-sanuu | 2018-01-12 06:19 | 洋裁記録 スーツ

スーツジャケット3(P)

今回は、前回のジャケットの前身頃のドレーピング(立体裁断)の続きで、変形ラグラン袖のドレーピングを行いたいと思います。

(2013年春夏のプレタポルテのカルヴェンCARVENのデザイン模写しています。もしよろしければ、スーツジャケット1〜2(P)もご覧下さい^^)

肩・袖付けがダーツで、パターンの形に更にイセや伸ばしを入れて形作っていると予測されるので、自由度の高いバイアスでドレーピングをしてみます。
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バイアスについては、過去記事フレアスカート(花柄)5(S)にて少し説明しているので、ご興味ありましたらご覧下さい♪

肩線に正バイアスを通しました。
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デザインを参考に、布の動きを探ります。切り替えカーブを伏せピンで留めるため、切り込みを入れます。
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ピンで中に潜らせていきます。
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ここまではデザイン同様に進めました。ここから肩をダーツで作り袖に繋げるのですが、、、
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肩の膨らみをつまみ、ダーツを入れてみました。参考デザインの用にダーツを前肩で消し切ることができません。
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前肩先に布が余るようなので、肩線を後ろに傾斜しました。
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伏せピンでそのまま形作るのが困難でしたので、一旦凹凸を逆にピン打ちし、線を取ってから、裏返すことにしました。
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凸となる部分を凹で取っていきます。

鉛筆で印を付けて外しました。トルネードのようなパターンが現れました。
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ダーツの中央をカットし、縫い代を利用しつつ、ピン打ちしました。前方先で消えるダーツでの袖付けとなりました。
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まだ模写対象とは形の違いがあります。次回はさらに袖の作り込みを行って行きたいと思います。
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by salon-de-sanuu | 2018-01-08 06:15 | 洋裁記録 スーツ

スーツジャケット2(P)

今回は、前回二分の一ボディに入れたデザイン線を元に、ドレーピング(立体裁断)を行っていきたいと思います。ジャケットの前身頃の予定です。

第1段〜4段まで、スカートやシャツ、ワンピースなど一般的なドレーピング(立体裁断)が多かったですが、今回はちょっと変形パターンで、立体裁断ならではのパターンメイキングを行えると思います。パターンマジックという特殊・変形パターンに特化した本がありますが、お好きな方は好きかと109.png

ます、ボディ中心線とバストラインに、トワルのガイドラインをあわせてピン打ちします。
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右半身のドレーピングですが、ボディの中心線は布の厚み分数ミリ、左半身側に出しています。

デザイン線上にダーツを取っていきます。バストダーツは若干脇下がりでしたので、脇下がりに。このダーツが胸ぐせを吸収して、ラペル下の衿ぐりダーツを取らなくても良さそうです。
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一度取ったダーツも全体のダーツとのバランスを見ながら修正し、決定していきます。二分の一ボディなので小さい操作が必要となります。コツとしては指先、爪先のみを使います。
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胸ぐせダーツですが、上に倒すか、下に倒すか個人の好み、様式によります。上に倒して縫い代分僅かにバストアップをはかる場合もありますし、ポケット状になりゴミが貯まり易いので下に倒すという場合もあります。

返り線からラペルを折り返し、ボディテープでデザインを写します。かなりカーブを強くシェイプしています。
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ラペルを起こして、返り線にもボディテープを入れます。
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胸ぐせダーツですが、終わりは切り替え線までで、前脇身頃にはありません。また、この切り替え線は裾までは続いておらず、途中で消えていますので、前身頃は一枚続きのようです。
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一度前脇身頃に切り込みを入れて、ダーツカバーして切り替え線としました。左→右
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この辺りの直感的な操作は立体裁断の強みです。

脇の切り替えがどうなっているのか、あるのかないのか、ダーツなのか、、、資料がなく不明の為、一旦切り替えとしました。ボディテープを入れてから、余分な縫い代をカットします。
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次回は、変形ラグラン袖のドレーピングを行いたいと思います。ここまではお読みいただき、ありがとうございました110.png

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by salon-de-sanuu | 2018-01-06 11:34 | 洋裁記録 スーツ

スーツジャケット1(P)

新年明けましておめでとうございます。昨年はたくさんの方にご訪問いただき、ありがとうございました。今年も、制作記録と私が洋裁を始めたばかりの頃に見たかった、知りたかったそんな内容をほそぼそと綴って行きたいと思います。少しでも洋裁の楽しさが伝われば幸いです。本年もどうぞよろしくお願い致します^^

さて、今回はスーツジャケットを作成したいと思います。前回作成したのがボックスシルエットでメンズライクなものだったので、今回はカーブやウエストを絞った女性らしいデザインにしたいと考えています。

2013年春夏のプレタポルテのカルヴェンCARVENのデザインを参考にしたいと思います。
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流れるような線とカーブが美しく、見ていて飽きないデザインです。特に裾の交差とRの具合がすごく好きです。

まず二分の一ボディでデザイン模写・トワル検討を行います。ボディは文化のものを使用。
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デザインからダーツや切り替え線、パーツそれぞれの配分比率を出して、全く同じように作る場合がありますが、今回は自分用を作る前提ですので、日本人の体型にあわせて比率も適宜調整したいと思います。
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ピークドラペルにウエストにベルト風切り替え、ハートのカットワークホール、よく見て気が付きましたが、袖付けが縫い合わせてではなくダーツの様です105.png変形ラグラン。ゴージーラインの縫い合わせが不明。模写できるか分かりませんができるところまで挑戦してみたいと思います。

実際に作るときは、袖付けとハートのカットワークホールはデザイン変更するかもしれません。

デザインを確認しながら、ボディテープを入れていきます。ボディテープは0.1センチを使用しています。
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大きく貼った後、角度やボディテープの位置を針先で微修正していきます。後ろの衿こしからの返り線は首から離れているようです。
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ハートのカットワークホールも入れて行きまます。カーブが強かったり、細かいデザイン部分はテープを細かくつなぎあわせておくと、変更がし易いです。
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(おそらく)デザイン線を全て写し取りました。並べて見たり、写真で見たり、遠くから見たりして誤差がないか確認します。
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にらめっこしながら線を修正し、ピタッと嵌る線がでると、思わずニヤリとしてしまいます。本当に素晴らしいデザインです、、、

後ろ身頃は資料が無いため、前のデザインとあわせて想像しました。
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後ろのパネルライン、またはウエストダーツは、肩〜袖にかけてのラグラン袖をドレーピングしてから、適宜デザイン検討したいと思います。

次回はドレーピング(立体裁断)を行っていきたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます101.png

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by salon-de-sanuu | 2018-01-04 06:12 | 洋裁記録 スーツ

ワンピース(綿花柄)7(P)

今日はトワルパターンから紙パターンへの写し変え、ドラフティングを行いたいと思います。

この制作記録(ブログ)では記載を端折ることが多い工程ですが、一応私が洋裁を始めたばかりで手探りだった頃に見たかった内容を書くという目的に立ち返り、もしかしたら誰か役に立つかも、情報交換になるかもと思い、書きたいと思います。

トワルパターンにはドレーピングによって折りシワがついていますので、アイロンをかけて平らにし写し取りやすくします。
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すべてのパターンにアイロンかけました。
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アイロンの後は平らにおいて熱をとります。アイロンは熱と圧と湿気でシワをとるものですが、熱が残っている状態というのはシワがつきやすく、戻りやすいので平らにしておきます。

写し取る紙を準備します。ハトロン紙を使用しています。薄く透けて向こう側が見えるので写し取りに便利で、厚みもないので、洋裁をしているとどんどん貯まる型紙も、普通の紙よりは少し嵩を減らせます。
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ハトロン紙はロールで購入しているので、巻きぐせがついています。私はこちらにも低温でアイロンをかけます。クルクルしているのが真っ直ぐに。付いてしまった折山は布のようには取れませんが、少しはキレイになるので、途中途中気になった時にアイロンをしています。
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パターンにハトロン紙を重ねて、重りでガイドラインと固定し、写し取ります。試着補正でパターン修正があるかもしれませんのでパターンより少し大きめに裁断しています。
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パターンチェックを行います。それぞれの縫い合せの長さ、前後ネックラインのつながり、前後アームホールの繋がり、裾線のつながりなど1箇所づつ確認していきます。
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ちょっとご紹介★
パターンチェックの意義ですが、パターンの縫い合せ長さはピッタリあっているのが理想ではありますが、布でのドレーピングはどうしても、些細な布の膨らみや、軽微なピンの厚み(0.1センチ以下)の積み重ねで、数ミリほどのズレが出てしまうことがあります。

紙に一度落とし込み、その小さな誤差を修正することで、縫製の精度をあげることができます。また書く、消すが容易なので、最終パターンをキレイに保存できるというメリットもあります。(平面製図では別途製図を複写してパターンとしたりもします)私は1制作毎にナンバーをつけ、最終パターンをこの様に保存しています。このナンバーをキーに合致するデザイン画や使用した布、対象者の寸法、縫製注意点などをまとめた「情報シート」も別途保存しています。また同じパターンで作る際に役立ちます。
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様式によっては、紙への落とし込みはせず、布パターン上で、布をツマミ補正を行い、最終パターンも布パターンとする方法もあります。タイトフィッティングのドレスはその方がより美しいシルエットを追求出来ます。また、左右差や左右にまたがった補正も得意とします。パターン上にはそれらの経歴が残りますが、それはそのまま補正履歴(記録)とすることができます。(ツマミ補正方式のご参考、ダーツとはなりません)
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ザックリ言うと、立体裁断のパターンメイキングを理論化したものが平面製図であり、ツマミ補正を理論化したものが平面での補正となります。平面はボディ(ピンを打つ人台・トルソー)を必要とせず机上で誰もが等しく型紙を作れるメリットがあり、ドレーピングは平面では表現しきれない複雑なデザインが可能となるメリットがあります。

パターンメイキングも様式がさまざま、それぞれのメリットがあります。私(Salon de sanuuでは)は、色々な方法を適宜使い分けるようにしています。なかなかここでは伝えきれないものもありますが、今後も少しづつ紹介できればと思っています♪

やればやるほど奥が深くて楽しい洋裁!数ある方法・様式のほんの1つではありますが、みなさんにお伝えできればいいなと思います^^

さて、パターンチェックに戻ります。縫い合せの長さは今回のようなバストライン、肩甲骨などの強いカーブは逆にイセが入るので、一致しなくても問題ありません。逆にちゃんイセ分量が入っているかを確認します。カーブのイセはふっくらとしたカーブに仕上げる大事な要素です。イセに関してはまた別途書きたいと思っています。

パターンチェックが終わりましたら、布パターンに修正を反映させます。このパターンはまだ試着補正をしていないものになるので、ファーストパターンと呼ばれることもあります。
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次回は試着補正を行いたいと思います。ここまでお読みいただき、ありがとうございました110.png

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by salon-de-sanuu | 2017-12-03 06:56 | 洋裁記録 ワンピース

オートクチュールでの洋裁製作の記録と興味のある方向けにちょっとした解説も書いていきたいと思います。主に立体裁断(ドレーピング)によるパターンメイキングからソーイングまでのオートクチュール(※)を行っています。モットーは「いいものは探すしかない、ないものは作るしかない」※仮縫い、試着補正を経て仕立てる高級婦人服の意味で使用しています。


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