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スーツジャケット15(P)

ご訪問いただきありがとうございます^^今回は上衿の裏と、見頃の見返し(ラペル)の縫い代付きパターンを作成したいと思います。

衿とラペルは返り線により折り反る構造の部位になります。折り反ることで、外回りと内回りでは大きさが微妙に異なります。なので、それぞれに裏・見返し用のパターンが必要となります。

(2013年春夏のプレタポルテのカルヴェンCARVENのデザイン模写しています。もしよろしければ、スーツジャケット1〜14(P)もご覧下さい^^)

前身頃に見返しの線を入れていきます。裾が丸くカーブしたデザインです。カーブはいせ込みで仕上げるので中途半端な位置で見返しと裏地が切り替わらないように見返しはカーブの終わりに設定し、斜めの線と平行に上げました。
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またハート型のホールも裏地で見返しとするのは困難なので、見返し内に収まるようにしました。見返しは出来るだけシンプルな線にします。(カーブの強い線にしない。)

見返しの付いた状態です。見返しは1本鎖線になります。
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すべてのパーツに縫い代がつきました。
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見返しのパターンを作ります。前身頃のパターンに線を入れたものを単に複写するのではなく、返り線の外回りの差分①と、ラペルを折り返した際に表面だけが見えるようにする為の裏面の控え分②、また見返しが表面に対してツレないように丈にゆとり③を入れて作っています。
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返り線の外回りの差分①(一例)
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裏面の控え分②(一例)
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丈にゆとり③写真は一部のみ(一例)
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これらの量は使用する布地の厚みなどにより調節します。

上衿も同様に返り部分の内回りの差分と、裏面の控え分を入れて作っています。記載割愛また、複雑なカーブに対応できるよう、地の目はバイアスにしています。
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次回は、、、縫い代付きの紙パターンを作成しましたが、今回は久々に切りじつけをするので、布パターンへ複写をして、いければ裁断を行いたいと思います。ハート型のホールがどうなるのかなど、心配でまた試着検討するかもしれませんので、投稿が遅くなるかもしれません105.png

ここまでお読みいただきましたてありがとうございます110.png

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by salon-de-sanuu | 2018-03-02 06:22 | 洋裁記録 スーツ | Trackback

オートクチュールでの洋裁製作の記録と興味のある方向けにちょっとした解説も書いていきたいと思います。主に立体裁断(ドレーピング)によるパターンメイキングからソーイングまでのオートクチュール(※)を行っています。モットーは「いいものは探すしかない、ないものは作るしかない」※仮縫い、試着補正を経て仕立てる高級婦人服の意味で使用しています。


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