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ゴアードスカート(6枚ハギ)7(P)

今日は試着補正を行います♪

前回組み立てた全身パターンを試着します。試着の際は、完成したときに着用するストッキングや下着、靴などをあわせます。

ファスナー部分はふせピンで止めます。
試着したら色々な角度から補正すべき点がないかを確認します。
・サイズ感
・デザイン
・各ガイドラインの位置

前、脇、後ろ
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補正①赤線の様に後ろの裾線が上がり気味で、黒線のようにヒップトップへ向かってツレがあるので、ヒップ分量を増加し、裾丈を追加したいと思います。
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補正②裾広がりが思いの外広めだったので、少し裾回りを減らそうと思います。
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パターンを補正していきます。

補正①後ろの裾線を1センチほど出し
、後スカート両端のヒップラインに5ミリずつ追加ました。

補正②裾回りを減らす為、後脇スカートの両端を1センチづつと、前脇スカートの後脇側を1センチ減らし、全身の裾回りを半身で3センチ、全身で6センチ減らしました。
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補正後(ピン仕上げ)
裾回りの開きが少なくなりました。斜めの線も消えて、後ろの裾線も落ち着きました。(まだ若干上がりぎみですがトワルの張りが強いので、実物の布では少し落ち分があり、ちょうどよくなるのではないかと思います。)また実物の布での仮縫いで検討します。
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補正が終りましたので、パターンに縫い代をつけて、裁断用の縫い代付パターンにします。今回はウエストラインい1センチ、脇1.5センチ、裾4センチとしました。
線も薄めに書いていましたが、ほぼ最終パターンとなるのでしっかり書きました。
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次回は、裁断と仮縫いをしたいと思います♪

お読みいただきありがとうございます101.png

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by salon-de-sanuu | 2017-09-24 05:26 | 洋裁記録 スカート

ゴアードスカート(6枚ハギ)6(P)

今日は、パターン複写と試着補正を行いたいとも思います101.png

ドラフティングの修正をドレーピング(立体裁断)で作ったパターンへ反映させます。
訂正した線は太めに書き、修正前の線は、取り消し線などを入れて判別します。
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修正反映が終わったら、試着補正の為に、半身のパターンを複写して全身のパターンにします。

トワルを裁断・地直しして(記載省略)、チャコペーパーを使って複写していきます。
ヒップラインより上はカーブが強いので細かく印を取り、ヒップライン下は直線なので、端部と中央に一点ほどとします。
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地味で面倒な作業ので、やる気が無くなる前に、手早くやってしまいます。誤って同じパターンを写してしまわないようにや、左右同じ向きになってしまわないように、気をつけます。

全て写し終わりました!
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左右の区別が付くように、パターンに左右の記載をしておきます。
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試着出来るように、仮縫いあわせしていきます。仮縫いはしつけ糸で手縫いでも、大きいミシン目を使ってミシンで縫ってもいいです。今回は補正することはない前中心と後ろ中心はミシンを使い、その他の脇はふせ手縫いとします。

前中心と後ろ中心を縫い合わせた後、ふせピンを打ちます。平面の状態から、また立体へと戻って行きます。腰のカーブがある為、平らな面に置くと浮いています。
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キワをふせ縫いしていきます。細かくする必要はなく、ヒップライン下の直線は大きく、ヒップライン上も1〜1.5センチ間隔ぐらいです。
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最後の辺(左脇)はファスナー空きを残して縫い合わせます。筒状になるので、下の布をすくってしまわないように固いもの(定規)などを置いて縫います。
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ベルトをつけます。(ベルトの印は古いものなので無視してください(汗))
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縫い合わせが終わりました♪
今回裾は簡単にピン打ち処理としました。
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○使用したミシンの紹介○
ミシンはJUKIのSPUR30DXを使用しています。祖母の代から洋裁・和裁家系なのですが、祖母が使っていた足踏みミシンがJUKIで今でも現役なので、ミシンはJUKI贔屓です。現在の最新モデルで、スペックもシリーズ最高のものになります。
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職業用ミシンは難しいというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、覚えてしまえば簡単!また、ボタンホールなどの処理が可能な、家庭用ミシンも使っています。
試着補正も行う予定でしたが、長くなったので、次回書きたいと思います♪

お読みいただきありがとうございました102.png

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by salon-de-sanuu | 2017-09-17 05:23 | 洋裁記録 スカート

ゴアードスカート(6枚ハギ)5(P)

今日は、紙へのドラフティングとパターンチェックを行います。

布では、歪みや伸びなどが起こりますので、紙に写しとり、各寸法のチェックと繋がりの確認を行います。

布パターンを写し取っていきます。中心線、ヒップライン、パターン名称など忘れずに入れます。ドラフティングという工程です。※アイロンでの地直しが不十分だとできませんので、地直しは大切な作業です♪
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写し取り終わりました。このあとのパターンチェックや試着補正で線に修正が出できますので、余白を多めに取ってカットします。紙のシワや巻グセも軽くアイロンでとります。(裾の余白ちょっと少なくなりすぎました汗)
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各縫い合わせの線の長さがあっているか、各パターンを突き合わせて確認していきます。違った場合は、微修正をしていきます。パターンチェックと呼ばれる工程になります。ピン打ちの厚みや布の伸びなどで数ミリの違いがでている場合があるので、その誤差を修正していきます。

ウエストラインは、つなげて置いて、繋がりよく修正します。
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裾線も同様に行います。
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それぞれのウエスト寸法を測り、合計し、予定している寸法となっているか確認します。
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今回は半身(ゆとり入り)で37.75センチにしたく、パターンは前7.45+前脇12.6+後脇9.4+後8.3=37.75センチピッタリでした。(珍しい!)
ボディの補正を行った上で、ゆとりを考慮しながらドレーピング(立体裁断)して、誤差が出ないようにするのが理想ですが、数ミリ〜1センチ程度の誤差が出てしまった場合は、その誤差を増減して修正します。今回は、増減がなかったので、増減の方法については別の機会に記載したいと思います。

ヒップラインも同様にチェックを行います。記載省略

ドラフティング・パターンチェックで修正した線を正として、布パターンに修正を反映させます。

次回は、パターンの複写と試着・補正を行います。

パターンチェックで、寸法はあっていますが、人間の身体は十人十色。同じ寸法でも、骨や筋肉のつき方によってどの部分が多いか、少ないかは人それぞれです。また、体格や姿勢の違いによって、余りや、不足によるツレ・シワが出る位置も違ってきます。

試着補正では、その点を修正していきます。オートクチュールたり得る重要な、工程です

ここまでお読みいただき、ありがとうございます106.png

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by salon-de-sanuu | 2017-09-10 05:25 | 洋裁記録 スカート

ゴアードスカート(6枚ハギ)4(P)

今日はドラフティングを行います。

ドレーピング(立体裁断)で作ったパターンをボディから外します。
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各パーツに名前を入れて、ウエストラインや交点に印をつけます。(ボディ上で付けて外す場合もあります)
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印を拾いながら、滑らかに線をつなげていきます。切り替え線のカーブはL定規を使います。ヒップライン下のラインは直線にします。
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ボディラインテープも外しながら中心に線を入れていきます。

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ウエストラインと裾線は左右の隣り合うパターンと繋げた状態で、繋がりよく修正します。カーブが強い場合はDカーブルーラーを使用します。前中心と後中心は中心線に対して直角に数センチ出るようにします。今は半身のパターンですが、この中心線は全身を作る際の「わ」部分なので、中心線に対して直角でないと、パターンに山が出来てしまいます。
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(同時に撮影しましたが、片方づつ書きます。)

前スカートと前脇スカートを並べたものです。この中央のVにウエストとヒップの差分のダーツが入っています。タイトスカートだとダーツとなりますが、ゴアードスカートはこのダーツを切り替え線として消化しています。
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タイトスカートとのパターン比較
平面作図だとタイトスカートパターンのダーツをカットして切り開きます。ドレーピング(立体裁断)ではボディ上で、このダーツを切り替え線上に操作しています。平面作図だと操作してシルエットがどの様に変わったのかイメージがしづらいですが、立体裁断は目で見ながら直感的にダーツ操作ができます。
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全てのパターンに線を入れ終わりました。
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次は紙にドラフティングしていきます。(この布パターンをパターンとして使う様式もあります)

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by salon-de-sanuu | 2017-09-03 07:40 | 洋裁記録 スカート

オートクチュールでの洋裁製作の記録と興味のある方向けにちょっとした解説も書いていきたいと思います。主に立体裁断(ドレーピング)によるパターンメイキングからソーイングまでのオートクチュール(※)を行っています。モットーは「いいものは探すしかない、ないものは作るしかない」※仮縫い、試着補正を経て仕立てる高級婦人服の意味で使用しています。


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