スーツジャケット11(P)

ご訪問いただきありがとうございます^^今回は前回までで行ったドレーピング(立体裁断)のパターンのバランス・デザインの確認等と複写を行いたいと思います。

(2013年春夏のプレタポルテのカルヴェンCARVENのデザイン模写しています。もしよろしければ、スーツジャケット1〜10(P)もご覧下さい^^)

衿のパターンメイキング完了写真がなかったので、完成の写真です。
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模写対象とのデザインの確認です。
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デザインの異なっている点は、模写対象は革で作られているようで、ラペルの返りに張りがありますが、私はウールで作るので通常のジャケット同様倒れている点。シャツカラーとあわせてジャケットを着ることはほぼ無いので、上衿付けは好みの位置にしました。

半身での試着補正は写真を撮り忘れましたので割愛105.png

この後、右半身を複写して全身にし、試着補正を行いますが、複写の前にパターンチェックを行います。(複写してから修正をかけると2倍の作業になってしまう為)

二分の一ボディでの記事と重複しますので、端折りますが、ボディのボディテープやトワルに貼ったボディテープから印をとり、パターンを解き、アイロンをあて、パターンを写しとります。
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ハトロン紙は、パターンチェックと試着補正で修正が入るので、大きめにカットしておきます。

パターンチェックは大きいパーツから行います。前身頃と後ろ脇見頃との縫い合わせ部分です。
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縫い合わせ線を上部アームホールから重ねてあわせていき、裾で差分が出たら裾線を修正します。

大きなパーツが終わったら小さいパーツ、衿に入っていきます。衿は前身頃、今回は変形ラグラン袖、後ろ見頃と複数のパターンを跨って付きますので、それぞれのパターンを重ねて確認します。
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パターンチェックが終わったら、全身に複写します。トワルに地の目の線を入れて、アイロンで地の目を整えます。今回のジャケットの制作では記載していなかった地の目の整え方は、シャツ1(P)2017/11/3に記載していますので、興味があったらご覧下さい^^
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地の目直しビフォーアフター

パターンを複写していきます。地の目のガイドラインを重ねて、文鎮で押さえ、透けた線を写し取っているところです。
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チャコペーパーを使い、両面一気に写し取ったりもします。

複写が終わったら、仮縫いを行っていきます。中央線から修正をかけることはほぼ無いので荒ミシンで縫い合わせています。
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変形ラグランでカーブしたダーツになっている肩はまつり縫い(左)、その他のダーツは荒ミシン、脇等の縫い合わせては落としミシン(右)にて仮縫いしました。
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パターンチェックと複写はクリエーションではない地味な作業で、気が滅入りますが、なんとか乗り切ります103.png

次回は、衿を仮縫いし、試着補正を行いたいと思います。衿は切り込みを入れなければならない所があったり、後ろ向きに付けたり、という作業があるので少し詳しく記載したいなと思ってきます。

ここまではお読みいただき、ありがとうございました110.png

追伸、ジャケット制作にご興味があり訪問された方へ、鈴木健次郎さんが最近ツイッターでお仕立て写真を連投公開されてらっしゃいます。(パリの凄腕テーラー)ため息が出ます、、、ジャケット制作にご興味ある方はぜひご覧になることをオススメします。洋裁楽しい110.png

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by salon-de-sanuu | 2018-02-14 06:26 | 洋裁記録 スーツ

オートクチュールでの洋裁製作の記録と興味のある方向けにちょっとした解説も書いていきたいと思います。主に立体裁断(ドレーピング)によるパターンメイキングからソーイングまでのオートクチュール(※)を行っています。モットーは「いいものは探すしかない、ないものは作るしかない」※仮縫い、試着補正を経て仕立てる高級婦人服の意味で使用しています。


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