スーツジャケット7(P)

ご訪問いただきありがとうございます^^今回からジャケットの等身大のパターンメイキングをドレーピング(立体裁断)で行いたいと思います。

(2013年春夏のプレタポルテのカルヴェンCARVENのデザイン模写しています。もしよろしければ、スーツジャケット1〜6(P)もご覧下さい^^)

前記事に二分の一ボディでの考察を記載しているので、重複する工程は記載を省略しながら書きたいと思います。長工程をかいつまみますので少し更新速度が落ちます。

ボディはキイヤのミセス9ARを補正して使っています。

まず、準備としてデザイン線を入れます。ジャケットなので、厚みのある布地を使用するため厚み分を考慮して、中心線を0.5センチ出しています。
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トールサイズなのでウエストをウエストラインの下の2つの黒ボディラインの下の方にセットしています。日本人の体型内で、出来るだけ本来のデザインに近くなるよう、バランスアレンジしています。

肩パット、私は肩がしっかり目が好きで、参考デザインも肩を平行になる程度強調しているようなので、今回は1.5センチを使用しました。
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ボディライン貼りのコツですが、大きく貼り付けたあと、針先を使い修正していきます。軽く削ぐように、動かしたい方へテープを持ち上げると、微妙な修正を行えます。
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前身頃のドレーピングを行います。中心線(0.5センチずらしている)とバストライン、ウエストラインをあわせてピン打ちしたのち、ウエストのシェイプとラペルを決めていきます。
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ジャケットはアウターで、インナーの上に着るものになります。ですので、その分のゆとりを考慮してピン打ちする必要があります。※こちらはボディのバストラインが私より大きめなので、ゆとりが少なくなっています。

バストダーツを取ります。
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袖は最後の方がよかったので、先に後ろ身頃です。肩甲骨周りのゆとりや、襟ぐりのゆとりを入れています。肩甲骨ライン以降は背骨のS字カーブにあわせて、撫で下げ自然にシェイプします。今回のデザインはタイトなので気持ち多めにシェイプさせました。
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デザイン線を見ながらカーブを決めいきます。ウエストのくびれはウエストより少しだけ上に、、、前身頃に合わせて攻めのシェイプ。
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最後に後ろ脇をピン打ちします。アームホールは変形ラグランスリーブの繋がりを見ながら決めようと思います。(二分の一ボディでの考察にてそのほうがよいと判断しました。)
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ゆとりやシルエット、模写対象と比較しながら微修正を加えていきます。
前身頃
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脇のヒップ周りは、模写対象は丸みを帯びて広がるデザインとなっていますので、そのようにしました。この丸みと広がりの分量は、多すぎると布の重みで潰れてしまうので、形をキープできる程度に設定しました。模写対象はジャケットのこの裾の広がりを支え、カバーする台形スカートになっているようです。

後ろです。こちらは資料がないので想像になります。前がシェイプが強いのでこちらも同様に攻めてみました。試着補正時に着心地の点から、開放も考えています。
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次回は変形ラグラン袖のドレーピングに入って行きたいと思います。

ここまではお読みいただき、ありがとうございました110.png

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by salon-de-sanuu | 2018-01-28 06:15 | 洋裁記録 スーツ

オートクチュールでの洋裁製作の記録と興味のある方向けにちょっとした解説も書いていきたいと思います。主に立体裁断(ドレーピング)によるパターンメイキングからソーイングまでのオートクチュール(※)を行っています。モットーは「いいものは探すしかない、ないものは作るしかない」※仮縫い、試着補正を経て仕立てる高級婦人服の意味で使用しています。


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