スーツジャケット2(P)

今回は、前回二分の一ボディに入れたデザイン線を元に、ドレーピング(立体裁断)を行っていきたいと思います。ジャケットの前身頃の予定です。

第1段〜4段まで、スカートやシャツ、ワンピースなど一般的なドレーピング(立体裁断)が多かったですが、今回はちょっと変形パターンで、立体裁断ならではのパターンメイキングを行えると思います。パターンマジックという特殊・変形パターンに特化した本がありますが、お好きな方は好きかと109.png

ます、ボディ中心線とバストラインに、トワルのガイドラインをあわせてピン打ちします。
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右半身のドレーピングですが、ボディの中心線は布の厚み分数ミリ、左半身側に出しています。

デザイン線上にダーツを取っていきます。バストダーツは若干脇下がりでしたので、脇下がりに。このダーツが胸ぐせを吸収して、ラペル下の衿ぐりダーツを取らなくても良さそうです。
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一度取ったダーツも全体のダーツとのバランスを見ながら修正し、決定していきます。二分の一ボディなので小さい操作が必要となります。コツとしては指先、爪先のみを使います。
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胸ぐせダーツですが、上に倒すか、下に倒すか個人の好み、様式によります。上に倒して縫い代分僅かにバストアップをはかる場合もありますし、ポケット状になりゴミが貯まり易いので下に倒すという場合もあります。

返り線からラペルを折り返し、ボディテープでデザインを写します。かなりカーブを強くシェイプしています。
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ラペルを起こして、返り線にもボディテープを入れます。
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胸ぐせダーツですが、終わりは切り替え線までで、前脇身頃にはありません。また、この切り替え線は裾までは続いておらず、途中で消えていますので、前身頃は一枚続きのようです。
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一度前脇身頃に切り込みを入れて、ダーツカバーして切り替え線としました。左→右
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この辺りの直感的な操作は立体裁断の強みです。

脇の切り替えがどうなっているのか、あるのかないのか、ダーツなのか、、、資料がなく不明の為、一旦切り替えとしました。ボディテープを入れてから、余分な縫い代をカットします。
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次回は、変形ラグラン袖のドレーピングを行いたいと思います。ここまではお読みいただき、ありがとうございました110.png

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by salon-de-sanuu | 2018-01-06 11:34 | 洋裁記録 スーツ | Trackback

オートクチュールでの洋裁製作の記録と興味のある方向けにちょっとした解説も書いていきたいと思います。主に立体裁断(ドレーピング)によるパターンメイキングからソーイングまでのオートクチュール(※)を行っています。モットーは「いいものは探すしかない、ないものは作るしかない」※仮縫い、試着補正を経て仕立てる高級婦人服の意味で使用しています。


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