ワンピース(綿花柄)16 完成

ご訪問いただき、ありがとうございます♪今回は、ワンピースの完成試着を掲載したいと思います。

鏡越しの自撮りなので画質が悪いですが、ご了承下さいませ。


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(参考トワル組立時の前)
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(参考トワル組立時の横)
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トワルの質感・ハリと、実物の布での再現性を確認しました。


試着補正(ワンピース(綿花柄)8(P)で行った全体のバランスの補正について、
補正は、その人の体型にあわせてパターンを修正し、シワやツレを取り除き、被服圧を分散し、着心地をよくします。また、オートクチュールはそれだけではなく、その人を美しく見せる補正操作も行います。

女性はスレンダーに見せたい願望があるものですが、だからといってピッタリ(ピチピチ、ボディコンシャスという意味)すぎると逆に太ってみえたり。かと言ってオーバーサイズでゆとりがありすぎても、やり過ぎると太って見えたりします。

補正は目の錯覚を利用して、このバランスを微妙に操作して行います。簡単な例ですが、ウエストの位置にウエストを設定するのではなく、ウエストから1〜2センチ上に服のウエストを作ります。また一番ヒップの突出している部分、ヒップラインも同様に僅かに高く設定します。やり過ぎると違和感がでてしまいますし、布がついて来ないので、錯覚させられる数ミリ、数センチ程度の話です。

(お恥ずかしながら)参考画像を載せます。私はウエスト寸法とヒップ寸法の差が大きいヒップ優勢体型(JIS規格B体型)です。バランスよくスレンダーに見せるには出来るだけ、ヒップの張りを抑えたいと思っています。

左は通常着用状態です。右が前身頃を引っ張り実物の体型を浮き出した状態です。
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左で見た人が自然と意識するヒップ位置・足の付け根位置に比べ、右の実際のヒップ位置・足の付け根位置がだいぶ下にあります。体型に忠実に作るのではなく、美しくバランスになるよう作意して補正をしている例でした151.png

今回はヒップの張りを抑えるように補正していますが、逆にウエストとヒップの差が少ないA体型(JIS規格)(日本人に多い体型)では、ヒップの張りを出すように補正することで、ウエストのくびれを強調させ、メリハリのある魅力的なバランスにします。

この種の補正は、さまざまあります。着心地が良いと本人が感じるだけでなく、その服を着ている時にスタイルが良くなった(痩せた)?キレイになった?と周りの反応が違うと、嬉しいですよね。それがオートクチュールの強みだと思います。

今後も、製作履歴とともにそんな事も少しずつ書いていきたいなと思っています。洋裁の楽しさが伝わればいいなと思います。長いワンピース製作でしたが、ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

次回はスーツの予定です。スカートで10回、ワンピースで16回だと、スーツは一体何回に、、、30回?果たして見て下さる方がいるのかは分かりませんが105.png私が洋裁を始めた頃見たかった内容として、ほそぼそと綴っていきたいと思います。

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by salon-de-sanuu | 2017-12-31 09:16 | 洋裁記録 ワンピース | Trackback

オートクチュールでの洋裁製作の記録と興味のある方向けにちょっとした解説も書いていきたいと思います。主に立体裁断(ドレーピング)によるパターンメイキングからソーイングまでのオートクチュール(※)を行っています。モットーは「いいものは探すしかない、ないものは作るしかない」※仮縫い、試着補正を経て仕立てる高級婦人服の意味で使用しています。


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