ワンピース(綿花柄)13(S)

今回は裏地の裁断と縫い合せを行いたいと思います。

裏地は、表地と同色、ワントーン上げたり下げたしたカラーを選びます。敢えて異なった色を使って楽しむ方法も方あります。また、最近は柄ものも増えて、LIBERTYの裏地も見かけます。

今回は綿のノースリーブで夏用のワンピースですので、春夏用の薄手の裏地(キュプラ100%ベンサンシモン)を選びました。今回の表地は織りの透け感が良さなので、透け感を損なわないよう、同色を避け、ヌーディーカラーとしました。薄すぎて透けすぎるのも良くないので少し濃いめです。

この裏地は光にあてると薄っすらと横縞がでました。張りながらモラレを頼りに横の地の目を通しました。
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今回は裏地に余裕がありましたので、一旦荒断ちしています。コテを使い印付けを行います。裏地は薄いので切りじつけは使わず、ヘラでしつけるのが一般的です。私は和裁ゴテを使います。
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温度と圧で布地を傷めてしまわないように注意します。
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裏から見たところです。印がこのように入ります。
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全ての裁断と印付けが終わったら、印を頼りにピンで留めていきます。
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裏地が表地の動きを妨げないよう、通常縫い合せは表地より0.5センチ控えます。今回はプリンセスラインで縫い合せが一周6ヶ所(後ろ中心除く)ありますので、0.3センチ程を目安にしました。
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控え量は、布地の伸び分量、厚さ(余り分の表地へのひびき)、可動の有無、大きさ、好みにより調節します。様式によっても違いがある点です。

4本ロックがありますので、縫い合せと端の処理を同時に行います。カーブのあるところは、細かくピンを打っており、
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ヒップライン以下の直線は大きくピン打ちしています。
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縫い合せが終わりました。まだ見返しがついていませんので、少し変わった形です。
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見返しと縫い合わせを行います。カーブが強く、逆のカーブを突き合わせる縫い合わせになりますので、ピン打ち→しつけ縫いを行いました。
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広げるとこのような状態です。肩甲骨辺りは、裏地側が寄せられ、見返し側が張ります。脇辺りは裏地側が張り、見返しが寄せられます。
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ミシンで縫い合せます。裏地と表地の縫い合わせですが、裏地はよれやすいので、裏地側を上にして縫います。
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縫い終わったら片倒しでアイロンを当てます。カーブの強い部分はキセがかかりやすいので、アイロンの先でよく割ります。
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裏側が一旦完成しました。エアコンの風で膨らんでいます。
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次回は表と裏の縫い合わせを行いたいと思います。肩線を残して縫い合わせる方法(大どんでん返し)で仕上げます。ここまでお読みいただき、ありがとうございました110.png

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by salon-de-sanuu | 2017-12-19 06:11 | 洋裁記録 ワンピース

オートクチュールでの洋裁製作の記録と興味のある方向けにちょっとした解説も書いていきたいと思います。主に立体裁断(ドレーピング)によるパターンメイキングからソーイングまでのオートクチュール(※)を行っています。モットーは「いいものは探すしかない、ないものは作るしかない」※仮縫い、試着補正を経て仕立てる高級婦人服の意味で使用しています。


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