フレアスカート(花柄)2(P)

今日はドラフティングの予定でしたが、前回のドレーピング(立体裁断)がだいぶ工程を端折っていたので、裾上げとベルト付けまで記載したいと思います♪

6月の記事のゴアードスカート①で「トワルの準備」をご紹介したので、今回のフレアスカートでは省略しましたが、今回は前回省略した「ベルト」について書こうと思います♪

ベルト有りのボトムスをドレーピング(立体裁断)するときは必ず使うので、自分のサイズのものを1つ作っておくと便利です。

まず、トワルをカットします。長さは、ウエスト寸法にゆとり寸法を入れ、さらに持ち出し分を入れたものになります。一般的に体重が1キロ増えるごとにウエストは1センチ増えますので、年間に体重の増減がある方や頻繁に増減のある方はその分も入れておくといいと思います。

長さ=WL+ゆとり(2)+持ち出し(1.5)+増減猶予(2)+折り込み分(1)

標準的なMサイズの方だと
64+2+1.5+2+1となり、70.5センチとなります。

幅はトワルの厚みにもよりますが、私が普段使っている湯通しシーチングでは、ベルト幅の5倍ぐらいでちょうどよい厚みになります。ベルト幅が2.5センチであれば、12.5センチとなります。

トワルをカットしたら、次にベルト幅ごとに折山線を、地の目を通して引いていきます。
地の目の通し方はシャーペンの芯を布目に軽く差し込んで布目に抵抗せずに引いていくと、布目にそった線がひけます。(シャーペンは無印良品の低重心の5ミリを使用)
d0368074_20141028.jpg


地の目の線にそってカットします。
d0368074_20143939.jpg


ベルト幅ごとに折山線もひき、ベルト芯の布の用意ができました。
d0368074_08240970.jpg


アイロンで大きな歪みをとったあと、折り込み分を左右0.5折り込み、折山線をアイロンを使って折っていきます。
d0368074_08241033.jpg


最後は折山線のワ(折山)同士が突合せとなるようします。
d0368074_21460464.jpg


次に、ミシンをかけます。芯となるように往復します。
d0368074_21421847.jpg


荒ミシンなどで中心線、脇線などを入れておくと便利です。ファスナー開きが、後ろ中心開きか脇開きかで変わってくるのでえんぴつではないほうが汎用性があります。

早速作ったベルトを使い、ドレーピング(立体裁断)の続きを行います。

ベルトをウエストラインにそってつけます。
中心線や脇線などを入れている場合は、線をあわせます。
d0368074_21424706.jpg


次に、裾をピン打ちします。裾の仕上げは床上がりから印付けをし裾線を決め、ピン打ちします。(ゴアードスカート③にて記載)
d0368074_21430620.jpg


ゴアードスカートでは折代を4センチとりましたが、今回はフレアスカートなので、裾回りが長く、カーブも強くなります。折代を多く取ると外回りの差分でギャザー(シワ)が出てしまいますので、今回は2センチにします。同じ部分でも、デザインや布等を考慮して適した処理をします101.png

裾線は少し後ろ下がりにしています。日常生活では、反ることはありませんが、お辞儀や立ったり座ったりと屈む動作は多く出てきます。屈むと腰回りの布が吊り上がり後ろスカートが浮きます。美しい立ち居振る舞いには、少し後ろ裾を長め(1センチ)にしておくと安心です。
d0368074_21242472.jpg


再度、前スカート
d0368074_21432248.jpg


後ろスカート
d0368074_21434009.jpg


次回はドラフティングをしたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました110.png

もしよろしければ、読んだよの合図で下記バナーをクリックいただけると励みになり嬉しいです♪
ブログランキング・にほんブログ村へ
(別ウィンドウが開きます。それによりこちらにご訪問いただいたことが分かる仕組みになっています♪開いたウィンドウは閉じていただいて構いません。)
[PR]
トラックバックURL : https://salondesanuu.exblog.jp/tb/25911978
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by salon-de-sanuu | 2017-10-16 21:33 | 洋裁記録 スカート | Trackback

オートクチュールでの洋裁製作の記録と興味のある方向けにちょっとした解説も書いていきたいと思います。主に立体裁断(ドレーピング)によるパターンメイキングからソーイングまでのオートクチュール(※)を行っています。モットーは「いいものは探すしかない、ないものは作るしかない」※仮縫い、試着補正を経て仕立てる高級婦人服の意味で使用しています。


by さぬ〜
プロフィールを見る
画像一覧