タグ:ワンピース ( 9 ) タグの人気記事

ワンピース(綿花柄)10(P・S)

今回は見返しパターンメイキング(型紙起し)と裁断、接着芯貼り、ロックミシンを行いたいと思います。

今回は、ノースリーブなので衿とアームホールの見返しをひと続きにとります。衿、脇下で4.5センチを取り、つながりよくカーブを描きます。胸の膨らみを軽く避け、カーブが強くなりすぎないようにします。
d0368074_20412481.jpg


前見頃の見返しが出来たら、後ろ脇、後ろ見頃を重ねて、またつながりよくカーブを描きます。肩甲骨のカーブを軽くさけて、カーブが強くなりすぎないように。(左上→右上→下)
d0368074_20412675.jpg


見返しのみ別の布に写し取り、パターン(型紙)とするほうがよいですが、簡略的に流用して、見返しを裁断しました。
d0368074_20412737.jpg


見返しには型くずれを防止する為に、接着芯を貼ります。接着芯はどんな芯(ソフト・ハード)にするか、どこに貼るか、貼らないか、好みによります。霧吹きをするかしないか、縮み分を入れるか入れないか。こと接着芯に関しては、人により扱いの違いが目立つ印象です。

私は接着芯については知識に乏しく、購入時に、詳しい店員さんに出来上がりの希望風合(ふうあい)を伝えて、案内してもらっています。
d0368074_20413063.jpg

今回は、スタビー芯 t110 白
透け感のある薄地で、黒だと暗くなり過ぎるようだったので芯地は白にしました。
こちらのお店は端に名称と型式のラベルを付けて下さるので、余った際にも役立ちます。

少し前までは化学繊維(ポリエステル)はツルツル感や通気性の悪さが否めず、天然繊維に比べ見劣りしていましたが、今は機能性が進化し、見た目も、仕上がりも上質なものがたくさんあります。また、布地は地直しが当然でしたが、地の狂いも少なくなり、地の目はきれいですから、この布地は寧ろヘタに地直ししないほうがいいですと言われる事も、、、149.png。専門の店員のさんに最新情報をご教示いただきながら知識の更新に努めています。

因みに私は、霧吹きします。縮み分を考慮し大きく裁断はしませんが、ツレが出ないように布の中心には向かい少し布を寄せ集めぎみにしています。(一例です。)
d0368074_20413225.jpg


ノリがアイロン台やアイロンに付かないように、ハトロン紙などに挟み込んでアイロンをします。これは共通知識かと思います。
d0368074_20413585.jpg

接着芯は黒の場合はノリの色も黒なので、黒用と白用のハトロン紙を用意しています。汚れてきたら変えます。ノリが溶け接着し、尚且つ表まで到達しないように。

見返しに接着芯を貼りました。
d0368074_20413703.jpg


次は、ロックミシンをかけていきます。ようやくソーイング(縫製)です。パターンメイキングが好きなのですが、ずっとPM作業をしていると、縫製が恋しくなります。ロックミシンをキレイに仕上げるコツは、布の端を刃(メス)にかけて、かならず僅かに断つことです。
d0368074_20503310.jpg

ロックミシン糸は布地の背景色にあわせて黒にしました。見返しの付くネックラインやアームホール、肩線はロックをかけていません。

次回は後ろ中心のファスナー付け、縫い合せまでいけるといいなと思います。

ここまで、お読みいただき、ありがとうございます110.png

もしよろしければ、読んだよの合図で下記バナーをクリックいただけると励みになり嬉しいです♪
ブログランキング・にほんブログ村へ
(別ウィンドウが開きます。それによりこちらにご訪問いただいたことが分かる仕組みになっています♪開いたウィンドウは閉じていただいて構いませんし、他の洋裁ブログも必見です☆)
[PR]
by salon-de-sanuu | 2017-12-10 07:11 | 洋裁記録 ワンピース | Trackback

ワンピース(綿花柄)9(P)

今回はパターンへの縫い代付け、裁断を書きたいと思います。

試着補正の結果を漏れなく反映させます。裾や脇の縫い合せなど、布パターン上で修正した内容も忘れずに。線に変更が入っていますので、再度パターンチェックを行います。

パターンチェックが終わったら、縫い代をつけていきます。(縫い代無しパターンとする場合もあります。)
今回は後ろ中心にはファスナーが付きますので、後ろ中心は2センチ、ネックライン、アームホールは見返しが付きますので1センチ、その他の縫い合せはロックミシン仕上げにしますので、ロックメスでカットする分を考慮して1.2センチ、裾は4センチとしました。
d0368074_23322411.jpg

定規の横の寸法線を使いながら、縫い代線を薄く描きます。

薄く縫い代の線をつけたら、カットしていきます。私はハサミを使いますが、カッターやローリーカッターを使う方もいらっしゃると思います。カッターを使う場合はカッターボード、鉄製または一部鉄製の定規を使います。
d0368074_23322508.jpg

地の目、各パターン名称、ファスナー付け位置(ヒップライン上)、輪(わ)断ちの印も記載しておきます。

出来上がったパターンを布に置いて、裁断検討を行います。今回は差し込みとしています。柄や布地に上下がある場合は一方向になります。(実は布地が限られていたので、入りきる範囲も考慮しながらパターンを作っていました。ピッタリ(ギリギリ)です。)
d0368074_23322774.jpg


通常は布端から定規で水平線を取り、地の目を合わせます。今回の布は折りで地の目が分かるので、この折りの部分と決めてピンを打ち(写真上部中心)そこに地の目を合わせました。
d0368074_23322927.jpg

布と紙パターンをピンで固定。布の上に、紙なのでピンが打ちずらいです。布が滑り、印位置がずれないよう細心の注意をはらいます。ツマミ補正を行った場合などは、布パターンを使う場合もあります。自分のものにはあまり使いませんが、切りじつけをする場合も布パターンだと上からでき、印が確実です。切りじつけの場合は縫い代線にピンがかぶらないようにします。ピンが邪魔で切りじつけがしずらい為。次回製作予定のジャケでは切りじつけを紹介したいなと思います。

裁断が終わりました。
d0368074_23323192.jpg


余り布はこちら。見返しに使います。その後の残布で、共布ベルトや髪飾りなどを作っても素敵です。
d0368074_23323239.jpg


今回は切りじつけ無し、各所ノッチを入れます。
d0368074_23323488.jpg


パターンから外して、ボディに置いています。切りっぱなしでバイアスが伸びやすいので弛ませ加減でピン打ちしています。
d0368074_23323552.jpg


次回は、見返しのパターンメイキング、見返しの裁断、接着芯貼りをしたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます101.png

もしよろしければ、読んだよの合図で下記バナーをクリックいただけると励みになり嬉しいです♪
ブログランキング・にほんブログ村へ
(別ウィンドウが開きます。それによりこちらにご訪問いただいたことが分かる仕組みになっています♪開いたウィンドウは閉じていただいて構いませんし、他の洋裁ブログも必見です☆)
[PR]
by salon-de-sanuu | 2017-12-08 06:54 | 洋裁記録 ワンピース | Trackback

ワンピース(綿花柄)8(P)

今回は、仮縫い、試着補正を行いたいと思います。パターンチェックの終わったパターン(ファーストパターン)を試着補正の為に複写し、縫い合せていきます。

複写したパターンは着丈が長いので、シワがつかないようにボディにとめています。左右間違いの防止にもなります。
d0368074_07491648.jpg


ドレーピングで固定する為に多めにとっていた、前中心と後ろ中心の縫い代は不要になりますので、縫い合せ前にカットしておきます。
d0368074_23594330.jpg
 
BC?

次に縫い合せていきます。前中心は1枚で続きとなりますので、ミシンで普通縫いして、アイロンで縫い代をしっかり割ります。
d0368074_18394946.jpg


その他の縫い合せは、縫い合せのキワを伏せ縫いにします。しつけ糸で手縫いが解きやすいですが、今回は距離が長いので、荒ミシンにしました。針目6の最大です。
d0368074_19571929.jpg

伏せ縫いにすることで、寸法が不足している際に、不足している部分の前後だけを解き、縫い代を出して、着用したままピンを打ち直し補正をすることができます。普通縫いで縫い代を割っていると、ピンの打ち直しがしずらい為です。

縫い合せた後に、カーブの強いところには予め切込みを入れておきます。斜めに切込みを入れるのは、裂けにくくする為です。地の目に対して直角に切込みを入れると、力が加わったときにそこから裂けてしまう可能性があります。
d0368074_00000397.jpg


後ろ中心は縫わずに、着用後ピン仕上げで、試着しました。正式な仮縫いではファスナーをつける場合もあります。自分のもので、協力者がいる場合は、ピン仕上げで済ませます。

前から
d0368074_00051516.jpg


横から
d0368074_00053944.jpg


この段階で、ネックラインの浮き、ヒップのツレ、ウエストのあまりが気になりました。
d0368074_00055293.jpg


紙パターンで補正を行います。いつも補正が出る部分はボディ自体を補正しておくと補正がなく済みます。
d0368074_00061304.jpg


後ろ見頃の肩甲骨周りに、余りがありましたのでカーブを削ります。
d0368074_00063526.jpg


他の不具合箇所も適宜補正を行い、全体のバランスの補正を行いました。補正については一部未公開です。


d0368074_00065691.jpg


横(丈を少しカットしました。裾上がりは、この後取り直しとなります。)
d0368074_00070303.jpg


ファーストパターンの着用時に比べ、全体のバランスが整いました。パソコンでご覧の方は見比べていただけると分かりやすいかと思います。

ネックラインの浮きもなおり、肩を包むようにフィット。浮きがあると肩全体でなく点で着ている場合があります。点でなく面で支えることで被覆圧が分散され、着心地もぐっと良くなります。これは着たときに明らかに違いを実感できる部分です。
d0368074_08204119.jpg


また、敢えて肩の形に添わせずに、ネックラインに向かって立ち上げて、シルエットや体系補正を強調させる場合もあります。(衿有)先日あるブランドの方からコートのパターンで使われているその手法を教えていただいたので、またいつか紹介できたらな(一度検証したのち)と思っています。(そのパターンがブランドの売りだそうで)

次回は補正の終わったパターンの縫い代付け、裁断までいけたらなと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます102.png

もしよろしければ、読んだよの合図で下記バナーをクリックいただけると励みになり嬉しいです♪
ブログランキング・にほんブログ村へ
(別ウィンドウが開きます。それによりこちらにご訪問いただいたことが分かる仕組みになっています♪開いたウィンドウは閉じていただいて構いませんし、他の洋裁ブログも必見です☆)
[PR]
by salon-de-sanuu | 2017-12-05 06:56 | 洋裁記録 ワンピース | Trackback

ワンピース(綿花柄)7(P)

今日はトワルパターンから紙パターンへの写し変え、ドラフティングを行いたいと思います。

この制作記録(ブログ)では記載を端折ることが多い工程ですが、一応私が洋裁を始めたばかりで手探りだった頃に見たかった内容を書くという目的に立ち返り、もしかしたら誰か役に立つかも、情報交換になるかもと思い、書きたいと思います。

トワルパターンにはドレーピングによって折りシワがついていますので、アイロンをかけて平らにし写し取りやすくします。
d0368074_00015854.jpg


すべてのパターンにアイロンかけました。
d0368074_22595291.jpg

アイロンの後は平らにおいて熱をとります。アイロンは熱と圧と湿気でシワをとるものですが、熱が残っている状態というのはシワがつきやすく、戻りやすいので平らにしておきます。

写し取る紙を準備します。ハトロン紙を使用しています。薄く透けて向こう側が見えるので写し取りに便利で、厚みもないので、洋裁をしているとどんどん貯まる型紙も、普通の紙よりは少し嵩を減らせます。
d0368074_23044889.jpg


ハトロン紙はロールで購入しているので、巻きぐせがついています。私はこちらにも低温でアイロンをかけます。クルクルしているのが真っ直ぐに。付いてしまった折山は布のようには取れませんが、少しはキレイになるので、途中途中気になった時にアイロンをしています。
d0368074_23045080.jpg


パターンにハトロン紙を重ねて、重りでガイドラインと固定し、写し取ります。試着補正でパターン修正があるかもしれませんのでパターンより少し大きめに裁断しています。
d0368074_00021119.jpg


パターンチェックを行います。それぞれの縫い合せの長さ、前後ネックラインのつながり、前後アームホールの繋がり、裾線のつながりなど1箇所づつ確認していきます。
d0368074_00022846.jpg


ちょっとご紹介★
パターンチェックの意義ですが、パターンの縫い合せ長さはピッタリあっているのが理想ではありますが、布でのドレーピングはどうしても、些細な布の膨らみや、軽微なピンの厚み(0.1センチ以下)の積み重ねで、数ミリほどのズレが出てしまうことがあります。

紙に一度落とし込み、その小さな誤差を修正することで、縫製の精度をあげることができます。また書く、消すが容易なので、最終パターンをキレイに保存できるというメリットもあります。(平面製図では別途製図を複写してパターンとしたりもします)私は1制作毎にナンバーをつけ、最終パターンをこの様に保存しています。このナンバーをキーに合致するデザイン画や使用した布、対象者の寸法、縫製注意点などをまとめた「情報シート」も別途保存しています。また同じパターンで作る際に役立ちます。
d0368074_07353144.jpg


様式によっては、紙への落とし込みはせず、布パターン上で、布をツマミ補正を行い、最終パターンも布パターンとする方法もあります。タイトフィッティングのドレスはその方がより美しいシルエットを追求出来ます。また、左右差や左右にまたがった補正も得意とします。パターン上にはそれらの経歴が残りますが、それはそのまま補正履歴(記録)とすることができます。(ツマミ補正方式のご参考、ダーツとはなりません)
d0368074_07243907.jpg


ザックリ言うと、立体裁断のパターンメイキングを理論化したものが平面製図であり、ツマミ補正を理論化したものが平面での補正となります。平面はボディ(ピンを打つ人台・トルソー)を必要とせず机上で誰もが等しく型紙を作れるメリットがあり、ドレーピングは平面では表現しきれない複雑なデザインが可能となるメリットがあります。

パターンメイキングも様式がさまざま、それぞれのメリットがあります。私(Salon de sanuuでは)は、色々な方法を適宜使い分けるようにしています。なかなかここでは伝えきれないものもありますが、今後も少しづつ紹介できればと思っています♪

やればやるほど奥が深くて楽しい洋裁!数ある方法・様式のほんの1つではありますが、みなさんにお伝えできればいいなと思います^^

さて、パターンチェックに戻ります。縫い合せの長さは今回のようなバストライン、肩甲骨などの強いカーブは逆にイセが入るので、一致しなくても問題ありません。逆にちゃんイセ分量が入っているかを確認します。カーブのイセはふっくらとしたカーブに仕上げる大事な要素です。イセに関してはまた別途書きたいと思っています。

パターンチェックが終わりましたら、布パターンに修正を反映させます。このパターンはまだ試着補正をしていないものになるので、ファーストパターンと呼ばれることもあります。
d0368074_00024714.jpg


次回は試着補正を行いたいと思います。ここまでお読みいただき、ありがとうございました110.png

もしよろしければ、読んだよの合図で下記バナーをクリックいただけると励みになり嬉しいです♪
ブログランキング・にほんブログ村へ
(別ウィンドウが開きます。それによりこちらにご訪問いただいたことが分かる仕組みになっています♪開いたウィンドウは閉じていただいて構いません。)

[PR]
by salon-de-sanuu | 2017-12-03 06:56 | 洋裁記録 ワンピース | Trackback

ワンピース(綿花柄)6(P)

今回は、前回ドレーピング(立体裁断)で作ったワンピースのドラフティング準備をしたいと思います。

ネックラインを鉛筆で写し取っていきます。シャツの時は、ボディからトワルパターンを外して衿の形をとりましたが、今回は外してしまうと分からなくなりますので、ボディ上で行います。
d0368074_00432173.jpg

全体のデザインを検討する際にボディテープを貼っている場合は、ボディテープが頼りになりますので外してからでもいいと思います。

同様にバストライン、ヒップラインも写し取ります。パターンチェックで必要寸法があるか確認する際と再組み立ての合い印となります。
d0368074_00432286.jpg


後ろ中心も中心線から変わっていますので、写し取ります。
d0368074_00432460.jpg


要所の印を取り終えたらボディからトワルパターンを外します。打ち上げられたパターン。
d0368074_00432581.jpg


ピンとめしていた部分に印を付け、線で結びます。肩線です。
d0368074_00432649.jpg


カーブはDカーブルーラーやL尺を使います。
d0368074_00432750.jpg

布のよれやピン打ちのズレがあった場合、すべての点をきれいに拾える線があるとは限りません。つながり良く自分のデザインに近い線を選びます。

試着補正で線は変更が出る場合がありますので、ここでは薄めに書くようにしています。
d0368074_00432876.jpg



中には微妙、絶妙なカーブのときがあります。ドレーピングで出てきたカーブのまま残すか、直線や一息のカーブにするか、これは、洋裁の様式や、その人の考え方によって変わると思います。(ご参考)
d0368074_22460496.jpg



ピン打ちしてあるところの線を拾うときのちょっとしたコツですが、重ね合わせてある部分に鉛筆を擦るようにすると両側に印をとることができます。
d0368074_00433074.jpg


次回はトワルパターンから紙パターンへの写し変え、ドラフティングを行いたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました102.png

もしよろしければ、読んだよの合図で下記バナーをクリックいただけると励みになり嬉しいです♪
ブログランキング・にほんブログ村へ
(別ウィンドウが開きます。それによりこちらにご訪問いただいたことが分かる仕組みになっています♪開いたウィンドウは閉じていただいて構いません。)
[PR]
by salon-de-sanuu | 2017-12-01 06:56 | 洋裁記録 ワンピース | Trackback

ワンピース(綿花柄)5(P)

今回はワンピースのドレーピング(立体裁断)の続き、脇と裾のドレーピングを行いたいと思います。

前脇見頃と後ろ脇見頃を、ボディのサイドでつまみ、ピンでとめます。適宜ゆとり、フィットを検討します。カーブの強いウエストはフィットさせるとツレますので、切込みをいれます。
d0368074_00233381.jpg

余分な縫い代を整理します。


前後がつながり、全体像が形作られました。全体のシルエット・バランスを確認した上で、必要があればピン打ちに修正を加えます。
d0368074_00233569.jpg


着丈、裾の位置を決めます。見頃側で着丈位置を決め、裾線にピンを打ちます。その後は同位置を床上がりで確認していきます。
d0368074_00233694.jpg



ピンを打ち終えたら、縫い代を残し余分な布を整理します。
d0368074_00233822.jpg


裾を出来上がりに折り返してピンでとめ、全体のシルエット・バランスを確認します。必要があれば、ピンを打ち直します。


d0368074_00233907.jpg



d0368074_00234138.jpg


後ろ
d0368074_00234213.jpg


写真撮影後も複数ピンを打ち直しドレーピング(立体裁断)は一旦完了となります。次回はドラフティングに入っていきたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました110.png

もしよろしければ、読んだよの合図で下記バナーをクリックいただけると励みになり嬉しいです♪
ブログランキング・にほんブログ村へ
(別ウィンドウが開きます。それによりこちらにご訪問いただいたことが分かる仕組みになっています♪開いたウィンドウは閉じていただいて構いません。)
[PR]
by salon-de-sanuu | 2017-11-28 06:54 | 洋裁記録 ワンピース | Trackback

ワンピース(綿花柄)4(P)

今回は、ワンピースのドレーピング(立体裁断)の続き、後ろ見頃のドレーピングを行いたいと思います。

後ろ見頃の中心線をあわせ、ネックラインにピン打ちします。
d0368074_00172664.jpg


次に肩甲骨の位置でまたピンを打ちます。それより下は手をあててなで下げるように、背骨のカーブに布をあわせていきます。
d0368074_00172726.jpg

ネックラインから肩甲骨の山を超え、ウエストに向かって谷になる背骨のS字部分です。通常ウエストラインで1センチほど内に入ってきます。猫背の方やソリ腰の方などボディに補正を加えた状態だとまた違ったカーブが現れます。

腕の動きの要である肩甲骨と、後ろのネックラインにもゆとりをいれながら布を添わせていきます。
d0368074_00172800.jpg



後ろの切り替え線にウエストダーツを消化させてタイトフィッティングに。
d0368074_00172911.jpg

紳士物と婦人物の決定的な違いは、女性の身体はカーブが多いことです。全てそのカーブ通りに作るのではなく、活かす時は活かし、隠す時は隠し、最も美しく見える様にします。

平面・立体どちらの手法にもそれぞれ得意とする部分、メリットがありますがドレーピング(立体裁断)の手法はシルエットを見ながらパターン操作を出来る点が強みの一つです。

余分な布を整理します。後ろの切り替え線はカーブが強く、肩甲骨のカーブも覆います。ここでのコツは、ツレを抑えるため、切込みをいれておくことです。
d0368074_00173177.jpg


後ろ脇の布をあてます。(湿度の高く日でしたので、布がよれてきています。お見苦しいシワ感申し訳ありません。)
d0368074_00193803.jpg


ここでも、同様にウエストダーツを切り替え線に消化させて重ねていきます。
d0368074_00193907.jpg


プリンセスラインを伏せピンで止めます。カーブしていますので、出来上がり(折山)より縫い代は外回りの差分で長くなります。伏せピンで止めると差分が波になって現れます。
d0368074_07302493.jpg

カーブが強いと縫製の難易度があがります。縫製効率重視か、デザイン重視か、着心地重視か、お好みでカーブを緩めにしたり、ゆとり、フィット感を検討しながらピンを打ち替えます。だいぶカーブ強めです。(ウエストラインから上に2個目のピン打ち位置が前後のとのバランスを欠いていますのでこの後修正しました。)

ここまでで、後ろ見頃のドレーピング(立体裁断)は一旦完了です。次回は前後の脇線と裾のドレーピングをしたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました102.pngドレーピング(立体裁断)に興味を持っていただけたら幸いです。

もしよろしければ、読んだよの合図で下記バナーをクリックいただけると励みになり嬉しいです♪
ブログランキング・にほんブログ村へ
(別ウィンドウが開きます。それによりこちらにご訪問いただいたことが分かる仕組みになっています♪開いたウィンドウは閉じていただいて構いません。)
[PR]
by salon-de-sanuu | 2017-11-26 06:35 | 洋裁記録 ワンピース | Trackback

ワンピース(綿花柄)2(P)

今回は、ワンピースの続きを書きたいと思います。

前回ボディにデザイン線を入れたワンピースですが、布地は以前より購入していてずっと眠らせていたこちらを使いたいと思います。

スイス綿100%、メーカーはABRAHAMです。
極薄地、織りと透かしが入っています。
d0368074_08023094.jpg

清涼感のあるピンクの花柄です。折角のプリンセスラインですが、切り替えはほぼ分からなくなると思います。

ドレーピング(立体裁断)用のトワルの準備を行ないます。今回は前身頃、前脇、後ろ脇、後ろ見頃の4パーツの準備となります。

まず地の目を通すことも兼ね、巻きから大きくカットします。
d0368074_23541572.jpg

次に地の目をとっていきます。地の目の取り方は、シャーペンの芯を布の目の1つに軽く差し込み引いていく方法で、ゴアードスカート(6枚ハギ)1(2017/8/13 )で、詳しく記載しております。

今回は、地の目入れの補足を書きたいと思います。地の目を引いていると、たまに力加減や、糸の潰れたり細くなったところで差し込んだ地の目を外れてしまう場合があります(上図)その際は、再度地の目に差し込み正しい地の目を拾い直します(下図)
d0368074_23541667.jpg



地の目を外したときは、目で見てもズレが分かりますし、指先にもカクッと違和感を感じると思います。しかし、中には全く分からないぐらいのズレの場合があります(上図)
気づかずに引いてしまわないよう、よく線を見ておく必要があります。また、見逃しを防ぐ場合は、再度同じ地の目を引いてもいいかもしれません。
d0368074_23541862.jpg

地の目を入れ終えたら、アイロンで地直しをします。ドレーピング(立体裁断)とドラフティングを正確に行う為の重要な工程です。シャツ1(P)2017/11/3で詳しく記載しているのでご興味のある方はご覧いただければと思います。

4パーツの地直しが終わりました。前・後ろ身頃は中心線のガイドライン(端から5センチ)、前・後ろ脇は中央線のガイドラインを入れています。また全てのパーツにウエストラインのガイドライン、前身頃のみバストラインのガイドラインを入れています。
d0368074_23541942.jpg
トールサイズな上に膝下丈にするので、長い長いトワルになりました。

次回は、ワンピースのドレーピング(立体裁断)を行いたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました102.png

もしよろしければ、読んだよの合図で下記バナーをクリックいただけると励みになり嬉しいです♪
ブログランキング・にほんブログ村へ
(別ウィンドウが開きます。それによりこちらにご訪問いただいたことが分かる仕組みになっています♪開いたウィンドウは閉じていただいて構いません。)
[PR]
by salon-de-sanuu | 2017-11-21 07:03 | 洋裁記録 ワンピース | Trackback

ワンピース(綿花柄)1(P)

制作履歴第4弾の今回は、ワンピースを作りたいと思います。

こちらは、だいぶ昔に作った花柄のシルクワンピースです。上半身はタイトフィッティングで、ウエストから裾に向かって広がるAラインワンピースです。
d0368074_00374821.jpg

前身頃と後ろ見頃の二枚仕立ての、至極シンプルなパターンです。小花柄でダーツや縫い合せが読み取りにくく、シルエットのみが良く現れています。布地の華やかさがパターンのシンプルさによくあっていると思います。

今回は、こちらのワンピースのようなAラインのワンピースを綿で作りたいと思います。
見頃は、プリンセスライン。後ろ中央にファスナー。ネックラインは少し広めのラウンドネックにしたいと思います。袖は夏物なのでノースリーブで、透ける布地なので裏地も付けます。
d0368074_06171722.jpg

ドレーピング(立体裁断)で形を作りながらキレイなライン、シルエットを探していきます。前回のシャツはボックスシルエットでしたが、今回は少しタイトフィッティングなのでまた違ったピン打ちになると思います♪

まず、ボディの準備をします。ボディにボディテープでデザイン線を入れます。ボディはキイヤのミセス9AR(右半身補正入り)を使用しています。

ネックラインは広め。バストラインからネックラインへ向かうプリンセスラインを少し中央寄りにデザインしました。
d0368074_23244432.jpg

この傾斜の切り替えは無地で作る時はアクセントになると思います。今回は花柄で作る予定なので、この切り替えはあまり日の目を見ないでしょう。

後ろネックラインは前の広めのネックラインとのつながりを滑らかにする為、少し繰りぎみにしました。
d0368074_23244575.jpg

思い通りのネックラインを実現するには前後でバランスをとる必要があり、こういうときはこうするとよい、というものもありますが、それでも時にはデザインを優先させたり、着心地を優先させたりします。

次回は、トワルの準備と使用布地について書きたいと思います。ここまでお読みいただき、ありがとうございました112.png

もしよろしければ、読んだよの合図で下記バナーをクリックいただけると励みになり嬉しいです♪
ブログランキング・にほんブログ村へ
(別ウィンドウが開きます。それによりこちらにご訪問いただいたことが分かる仕組みになっています♪開いたウィンドウは閉じていただいて構いません。)
[PR]
by salon-de-sanuu | 2017-11-19 06:25 | 洋裁記録 ワンピース | Trackback

オートクチュールでの洋裁製作の記録と興味のある方向けにちょっとした解説も書いていきたいと思います。主に立体裁断(ドレーピング)によるパターンメイキングからソーイングまでのオートクチュール(※)を行っています。モットーは「いいものは探すしかない、ないものは作るしかない」※仮縫い、試着補正を経て仕立てる高級婦人服の意味で使用しています。


by さぬ?
プロフィールを見る
画像一覧