ワンピース(綿花柄)2(P)

今回は、ワンピースの続きを書きたいと思います。

前回ボディにデザイン線を入れたワンピースですが、布地は以前より購入していてずっと眠らせていたこちらを使いたいと思います。

スイス綿100%、メーカーはABRAHAMです。
極薄地、織りと透かしが入っています。
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清涼感のあるピンクの花柄です。折角のプリンセスラインですが、切り替えはほぼ分からなくなると思います。

ドレーピング(立体裁断)用のトワルの準備を行ないます。今回は前身頃、前脇、後ろ脇、後ろ見頃の4パーツの準備となります。

まず地の目を通すことも兼ね、巻きから大きくカットします。
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次に地の目をとっていきます。地の目の取り方は、シャーペンの芯を布の目の1つに軽く差し込み引いていく方法で、ゴアードスカート(6枚ハギ)1(2017/8/13 )で、詳しく記載しております。

今回は、地の目入れの補足を書きたいと思います。地の目を引いていると、たまに力加減や、糸の潰れたり細くなったところで差し込んだ地の目を外れてしまう場合があります(上図)その際は、再度地の目に差し込み正しい地の目を拾い直します(下図)
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地の目を外したときは、目で見てもズレが分かりますし、指先にもカクッと違和感を感じると思います。しかし、中には全く分からないぐらいのズレの場合があります(上図)
気づかずに引いてしまわないよう、よく線を見ておく必要があります。また、見逃しを防ぐ場合は、再度同じ地の目を引いてもいいかもしれません。
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地の目を入れ終えたら、アイロンで地直しをします。ドレーピング(立体裁断)とドラフティングを正確に行う為の重要な工程です。シャツ1(P)2017/11/3で詳しく記載しているのでご興味のある方はご覧いただければと思います。

4パーツの地直しが終わりました。前・後ろ身頃は中心線のガイドライン(端から5センチ)、前・後ろ脇は中央線のガイドラインを入れています。また全てのパーツにウエストラインのガイドライン、前身頃のみバストラインのガイドラインを入れています。
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トールサイズな上に膝下丈にするので、長い長いトワルになりました。

次回は、ワンピースのドレーピング(立体裁断)を行いたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました102.png

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# by salon-de-sanuu | 2017-11-21 07:03 | 洋裁記録 ワンピース | Trackback

ワンピース(綿花柄)1(P)

制作履歴第4弾の今回は、ワンピースを作りたいと思います。

こちらは、だいぶ昔に作った花柄のシルクワンピースです。上半身はタイトフィッティングで、ウエストから裾に向かって広がるAラインワンピースです。
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前身頃と後ろ見頃の二枚仕立ての、至極シンプルなパターンです。小花柄でダーツや縫い合せが読み取りにくく、シルエットのみが良く現れています。布地の華やかさがパターンのシンプルさによくあっていると思います。

今回は、こちらのワンピースのようなAラインのワンピースを綿で作りたいと思います。
見頃は、プリンセスライン。後ろ中央にファスナー。ネックラインは少し広めのラウンドネックにしたいと思います。袖は夏物なのでノースリーブで、透ける布地なので裏地も付けます。
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ドレーピング(立体裁断)で形を作りながらキレイなライン、シルエットを探していきます。前回のシャツはボックスシルエットでしたが、今回は少しタイトフィッティングなのでまた違ったピン打ちになると思います♪

まず、ボディの準備をします。ボディにボディテープでデザイン線を入れます。ボディはキイヤのミセス9AR(右半身補正入り)を使用しています。

ネックラインは広め。バストラインからネックラインへ向かうプリンセスラインを少し中央寄りにデザインしました。
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この傾斜の切り替えは無地で作る時はアクセントになると思います。今回は花柄で作る予定なので、この切り替えはあまり日の目を見ないでしょう。

後ろネックラインは前の広めのネックラインとのつながりを滑らかにする為、少し繰りぎみにしました。
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思い通りのネックラインを実現するには前後でバランスをとる必要があり、こういうときはこうするとよい、というものもありますが、それでも時にはデザインを優先させたり、着心地を優先させたりします。

次回は、トワルの準備と使用布地について書きたいと思います。ここまでお読みいただき、ありがとうございました112.png

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# by salon-de-sanuu | 2017-11-19 06:25 | 洋裁記録 ワンピース | Trackback

シャツ 9(P)完成

今回は、パターンメイキング完成となります。

半身パターンを全身に複写します。トワルカット、地直し、複写の工程は記載を省略します。数時間かかる作業ですが、、、あまり面白くないので105.png

全身試着補正です。不自然なシワ、ツレ、被服圧、シルエットなどを総合的に検討します。

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後ろ
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試着の結果、首回りがキツめだったので補正を入れることにします。また、肩の不足によるわずかなツレも補正。袖をもう少し細めにしたいと思います。
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肩が若干足りずにツレが出ているようでしたので、前身頃とヨークの切替に0.6センチ、後ろ見頃とヨークの切替に0.6センチ足して、肩の不足分を補います。
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それにより、袖ぐり寸法が変わりますので、袖底をあげます。
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ネックラインも少しキツかったのでネックラインのつながり修正と、回り寸法の取り直します。
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ネックラインの修正にあわせて、台衿、上衿も前中心からあてていき、後ろ中心で差分を調整します。
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袖は、前後で1センチづつカットしました。カットした事により、タック分量も減らしました。
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紙パターンの補正結果を布パターンに写し、再度仮縫い・試着をし、確認を行ないます。場合によっては何度も繰り返します。

補正が終わったら、ボタン付け位置やポケット位置を決めます。ポケットをつけるとバストラインが隠れるので補正が終わった後にしていますが、ドレーピングの段階でする場合もあると思います。

完成組み立て
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※左半身はボディの補正をしていないので、若干不均衡があります。

修正後、ツレ、シワ、圧のない(被服圧の少ない)着心地のよい状態になりました。

紙パターンに縫い代を付けて、パターンメイキングは終了、型紙の完成です。
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今はシャツ布地が無いので、このパターンに合うものを見つけたらソーイング(縫製)の回を書きたいと思います。
次回はワンピースを制作予定です♪

ここまでお読みいただきありがとうございました110.png


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# by salon-de-sanuu | 2017-11-15 06:32 | 洋裁記録 シャツブラウス | Trackback

オートクチュールでの洋裁製作の記録と興味のある方向けにちょっとした解説も書いていきたいと思います。主に立体裁断(ドレーピング)によるパターンメイキングからソーイングまでのオートクチュール(※)を行っています。モットーは「いいものは探すしかない、ないものは作るしかない」※仮縫い、試着補正を経て仕立てる高級婦人服の意味で使用しています。


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