ワンピース(綿花柄)11(S)

今回からソーイング(縫製)に入っていきます。布地を触って、組み立てていくのが楽しい工程です。

糸はシャッペスパンの#60 薄地用の黒です。ミシン針も薄地用(ブルー)を使用します。

まず、後ろ中心のファスナーつけを行います。過去の記事でもご紹介した内容となりますので少し記載を省略します。なお、今回はワンピースでファスナーの頭にホックを付けますので、出来上がりから0.7センチほど下げた位置に付けました。

コンシールファスナーをミシンで付けた後の、終わりの部分。留金がありますので、進めるところまで進みます。
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コンシールファスナーのミシン縫いの終わりから縫い合せ位置までの間は、左右を手縫いで留めます。返し縫いです。
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折りが繊細なので、シャッペの2本取りで様子見。ミシンで始末する方法もありますが、私は手縫い派です。

ファスナーが付きました。あて布をしてアイロンを軽くあてます。(中心にファスナーが付いています。)
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縫い代のアイロンのあたりが気になる場合は、縫い代と布地の間に紙などを挟み、当てます。参考例
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但し、裏地を付け完成させた後には、その様にアイロンをあてることはできませんし、クリーニング店によってはそこまで考慮していただけずバッチリあたりが出て帰ってくることもあります。個人的には、そういう場合は、ロックミシン処理に拘らないという選択もします。

その他の見頃の脇を縫い合せて行きます。直ぐに本縫いしています。
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布地、お仕立てのレベルによっては本布地の段階でさらに仮縫いを重ねます。

本布地で仮縫いといえば、鈴木健次郎さんは本布地の仮縫いの後に、なかなかのパターン修正をされていましたが、縫い代の処理はどうしているのだろう。プロフェッショナルのテクニックは未知数で日々勉強させられます。

縫い合せ途中です。こちらもボディに着せながら、進めていきます。一辺縫う事に縫い代をアイロンで割ります。
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最後は筒状になります。最後の辺は馬を使って縫い代を割ります。
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次回は、順番が前後しましたが、伸び留め処理、見返し縫い合せなどを予定しています。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます110.png洋裁楽しい

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# by salon-de-sanuu | 2017-12-12 07:20 | 洋裁記録 ワンピース | Trackback

ワンピース(綿花柄)10(P・S)

今回は見返しパターンメイキング(型紙起し)と裁断、接着芯貼り、ロックミシンを行いたいと思います。

今回は、ノースリーブなので衿とアームホールの見返しをひと続きにとります。衿、脇下で4.5センチを取り、つながりよくカーブを描きます。胸の膨らみを軽く避け、カーブが強くなりすぎないようにします。
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前見頃の見返しが出来たら、後ろ脇、後ろ見頃を重ねて、またつながりよくカーブを描きます。肩甲骨のカーブを軽くさけて、カーブが強くなりすぎないように。(左上→右上→下)
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見返しのみ別の布に写し取り、パターン(型紙)とするほうがよいですが、簡略的に流用して、見返しを裁断しました。
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見返しには型くずれを防止する為に、接着芯を貼ります。接着芯はどんな芯(ソフト・ハード)にするか、どこに貼るか、貼らないか、好みによります。霧吹きをするかしないか、縮み分を入れるか入れないか。こと接着芯に関しては、人により扱いの違いが目立つ印象です。

私は接着芯については知識に乏しく、購入時に、詳しい店員さんに出来上がりの希望風合(ふうあい)を伝えて、案内してもらっています。
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今回は、スタビー芯 t110 白
透け感のある薄地で、黒だと暗くなり過ぎるようだったので芯地は白にしました。
こちらのお店は端に名称と型式のラベルを付けて下さるので、余った際にも役立ちます。

少し前までは化学繊維(ポリエステル)はツルツル感や通気性の悪さが否めず、天然繊維に比べ見劣りしていましたが、今は機能性が進化し、見た目も、仕上がりも上質なものがたくさんあります。また、布地は地直しが当然でしたが、地の狂いも少なくなり、地の目はきれいですから、この布地は寧ろヘタに地直ししないほうがいいですと言われる事も、、、149.png。専門の店員のさんに最新情報をご教示いただきながら知識の更新に努めています。

因みに私は、霧吹きします。縮み分を考慮し大きく裁断はしませんが、ツレが出ないように布の中心には向かい少し布を寄せ集めぎみにしています。(一例です。)
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ノリがアイロン台やアイロンに付かないように、ハトロン紙などに挟み込んでアイロンをします。これは共通知識かと思います。
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接着芯は黒の場合はノリの色も黒なので、黒用と白用のハトロン紙を用意しています。汚れてきたら変えます。ノリが溶け接着し、尚且つ表まで到達しないように。

見返しに接着芯を貼りました。
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次は、ロックミシンをかけていきます。ようやくソーイング(縫製)です。パターンメイキングが好きなのですが、ずっとPM作業をしていると、縫製が恋しくなります。ロックミシンをキレイに仕上げるコツは、布の端を刃(メス)にかけて、かならず僅かに断つことです。
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ロックミシン糸は布地の背景色にあわせて黒にしました。見返しの付くネックラインやアームホール、肩線はロックをかけていません。

次回は後ろ中心のファスナー付け、縫い合せまでいけるといいなと思います。

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# by salon-de-sanuu | 2017-12-10 07:11 | 洋裁記録 ワンピース | Trackback

ワンピース(綿花柄)9(P)

今回はパターンへの縫い代付け、裁断を書きたいと思います。

試着補正の結果を漏れなく反映させます。裾や脇の縫い合せなど、布パターン上で修正した内容も忘れずに。線に変更が入っていますので、再度パターンチェックを行います。

パターンチェックが終わったら、縫い代をつけていきます。(縫い代無しパターンとする場合もあります。)
今回は後ろ中心にはファスナーが付きますので、後ろ中心は2センチ、ネックライン、アームホールは見返しが付きますので1センチ、その他の縫い合せはロックミシン仕上げにしますので、ロックメスでカットする分を考慮して1.2センチ、裾は4センチとしました。
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定規の横の寸法線を使いながら、縫い代線を薄く描きます。

薄く縫い代の線をつけたら、カットしていきます。私はハサミを使いますが、カッターやローリーカッターを使う方もいらっしゃると思います。カッターを使う場合はカッターボード、鉄製または一部鉄製の定規を使います。
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地の目、各パターン名称、ファスナー付け位置(ヒップライン上)、輪(わ)断ちの印も記載しておきます。

出来上がったパターンを布に置いて、裁断検討を行います。今回は差し込みとしています。柄や布地に上下がある場合は一方向になります。(実は布地が限られていたので、入りきる範囲も考慮しながらパターンを作っていました。ピッタリ(ギリギリ)です。)
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通常は布端から定規で水平線を取り、地の目を合わせます。今回の布は折りで地の目が分かるので、この折りの部分と決めてピンを打ち(写真上部中心)そこに地の目を合わせました。
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布と紙パターンをピンで固定。布の上に、紙なのでピンが打ちずらいです。布が滑り、印位置がずれないよう細心の注意をはらいます。ツマミ補正を行った場合などは、布パターンを使う場合もあります。自分のものにはあまり使いませんが、切りじつけをする場合も布パターンだと上からでき、印が確実です。切りじつけの場合は縫い代線にピンがかぶらないようにします。ピンが邪魔で切りじつけがしずらい為。次回製作予定のジャケでは切りじつけを紹介したいなと思います。

裁断が終わりました。
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余り布はこちら。見返しに使います。その後の残布で、共布ベルトや髪飾りなどを作っても素敵です。
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今回は切りじつけ無し、各所ノッチを入れます。
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パターンから外して、ボディに置いています。切りっぱなしでバイアスが伸びやすいので弛ませ加減でピン打ちしています。
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次回は、見返しのパターンメイキング、見返しの裁断、接着芯貼りをしたいと思います。

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# by salon-de-sanuu | 2017-12-08 06:54 | 洋裁記録 ワンピース | Trackback

オートクチュールでの洋裁製作の記録と興味のある方向けにちょっとした解説も書いていきたいと思います。主に立体裁断(ドレーピング)によるパターンメイキングからソーイングまでのオートクチュール(※)を行っています。モットーは「いいものは探すしかない、ないものは作るしかない」※仮縫い、試着補正を経て仕立てる高級婦人服の意味で使用しています。


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